Whyから始める成功するマーケティング
こんにちは!
店舗コンサルタント養成講座で
独立に向け日々活動中の木村勝哉です!
こちらでは、店舗ビジネス向けのノウハウや
個人的に感じたこと、エピソードを踏まえた発信などを
行っておりますので、ぜひ☑️チェックしてみてください❗️
・
今回は、
アサヒ ホワイトビールから学べるマーケティング手法について
書いていこうと思います。
まずはこちら
特定の層が圧倒的ファンになってしまいそうなパッケージの
昨年アサヒからリリースされたホワイトビールです。
では、どの様にしてこの商品が生み出され、世に出されたのか
解説していきます。
まずは聞き込み
そもそものこの商品のターゲット層はZ世代やあまりビールを飲まない方(ライトユーザー)です。
その経緯は、ユーザーへのアンケートからでした。
それまではビールをよく好んで飲む層へのアンケートが多かったのですが、この
商品開発にあたってはZ世代やライトユーザーを対象に行ったそうです。
そんな中で、
「夏にビアガーデンで飲んでいる人たちを見ると羨ましい」とか
「ビールが飲めるのは大人と言う印象を抱く」
などビールに対する憧れの様なものを持っていることがわかり、
そこに開発の可能性を見出したそうです。
また、ユーザー層に聞いたアンケートの中でも、
「心がほどける」 という表現が印象的であったことから、
その価値を伝えられれば、ライトユーザーにもビールを身近に感じてもらえるのではないかと開発を始めたそうです。
Whyから始めるマーケティング
さて、ここから本題のマーケティングのお話になるわけですが、
アサヒから学べること。
それはWhyからスタートしているということです。
具体的にWhyは
「ビールをあまり飲まない若年層やライトユーザーにもビールの存在をもっと身近に感じてもらいたいという想い」
です。
ここからスタートすることの意味は、
ここが定まっていれば開発、マーケティングの段階でブレることはなくなるからです。
そして、この想いがあるためにWhoは若年層、ライトユーザーとなってきます。
向き合う顧客像も明確となったので更に向かう道が強固なものになります。
What 何を売るのか。これは「心がほどける」という価値を持つ
ホワイトビールです。
この考え方も顧客視点から生まれたWhatです。
HowはやはりZ世代などをターゲットとしていることもあり、
デジタルデバイスでのプロモーションがメインとなりました。
あとは、「#日々のエモい出」と言うタグをつけてXで投稿を呼びかけ、選ばれた
作品は公式の映像に組み込まれるなどのイベントも行いました。リアルイベントも開催している様です。
まとめ
以前この記事の中で、Whoから始めると言うお話をしました。
そこの考え方は間違ってはいませんが、そのWhoをより強固なものとする理由づけのためにWhyから始めるというのが、今回のポイントだったと思います。
また、アサヒの今回の流れを総括すると、
アンケートで顧客の求めているものを模索し、得られた声から
「こういう理由でこの層にこんな商品を開発してこんなふうに売っていく」
という流れが理想的という印象でした。
顧客の欲しいものは顧客の声から決めていく。
あくまで自分起点ではなく顧客起点から始まっていく商品開発の流れは
どの規模の企業・店舗にも模範となる大事なことなのではないでしょうか。
求めている人がいてはじめて商売が成り立つということだと思います。
ご覧いただきありがとうございました^ ^
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