【縁】「まつり」の実践へ
「まつり」という単語のおかげで、病魔から脱出できた。
病魔から脱出でき、呼吸ができ、水を飲め、食物を食べられ、寝ることができる、その当たり前のことがありがたかった。
★1★阿利さん
さて、「まつり」には「踊り」が欠かせない。踊りを習ってみようと思った。
家から通える場所で、踊りを教えている人を、ネットで検索したら、「アトリエパラディ」が目にとまった。
東中野にあるダンススタジオだが、松戸から通えないわけではない。
体験レッスンを申し込んだ。
指導者は、阿利さん。
松戸から東中野に通い、阿利さんのレッスンを半年ほど受けた。
自分とTさん以外、全員女性だからやや恥ずかしかったが、踊りを習うことは楽しかった。
バレーからヒーリングダンスを経て巫女舞に行き着いた阿利さんの踊りは、自分にとっては、「縄文の踊り」に思えた。
阿利さん以上の「踊り」を観たことはない。
阿利さんから、私が幼い頃に行ったことのあるマザー牧場(千葉県富津市)で、「むすびのまつり」に参加する、よければ一緒に来てほしいというお誘いがあり、私の拙い運転で、阿利さん達踊り子を乗せて、「むすびのまつり」に向かった。
「むすびのまつり」の主催者は、沖縄のシャーマン・比嘉良丸さん。
予想される自然災害の大難を小難に、小難を無難に、と祈る祭りで、沖縄の舞を初めて鑑賞させていただいた。
阿利さんも真剣に踊られた。宗派を超えて、いろいろなスピリチュアルの方々と交流できた。
素敵な出会いの連続だった。
★2★比嘉良丸さん
このまつりが契機となり、沖縄のシャーマン・比嘉良丸さんの主催する「沖縄聖地巡礼」ツアーに参加した。
東京から沖縄までフェリーで行った。
その時のツアーの参加者は、男三人だったが、そこに同じ千葉県在住のNさんがいらっしゃった。
「沖縄聖地巡礼」ツアーの意義は、未だ上手くつかめない。ただ、沖縄の海での生まれ変わりの儀式は、有意義だった。そして、千葉の「むすびのまつり」から始まった御縁を沖縄で締め括れた感触はあり、ありがたかった。
Nさんとは、その後、月に一回、南流山で会合し、読書交換会を行った。沖縄と千葉繋がりで、すぐに打ち解けることができたのだった。
互いに「古神道」に興味があり、毎月読んだ本を貸し合って、「古神道」への知見を互いに深め合った。
この読者交換会のおかげで、その後お世話になる七沢賢治先生の名を知った。
Nさんは沖縄に移住され、私も沖縄に移住するよう勧められた。私は家族を連れて沖縄に移住することはできず、丁重にお断りした。
★3★大野靖志さん・七沢賢治先生
誰とまつりを行うべきか、否、誰にまつりを学ぶべきか迷っていたが、七沢賢治先生の名がずっと気になった。
ずっと病気を抱えていたので、七沢賢治先生の本を執筆なされた大野靖志さん(小野寺潤さん)のセッションを受けた。
その際は、クォンタムゼイロイドという波動機器を使用されていたが、呪詛を受けていないことははっきりわかった。(一体自分の病気の正体は何なのだろう?)
以後、大野靖志さんのブログを定期的に拝見していたが、七沢賢治先生が、一般社団法人白川学館を創設し、伯家神道(白川神道)の学校を始められるとの情報があり、入門講義に参加させていただいた。ここで、「まつり」の実践の端緒に着くことができた。
(つづく)