うがいの効果は昔から
大阪知事の発言から始まった。ポピドンヨード薬のうがい薬効果がコロナ拡散に何らかの抑止効果があると報道され市場からうがい薬がなくなった。フライング会見だったとか根拠不足だとか政治利用など様々な反応や批判が相次いでいるが、本当はどうなんだろうか?国内ではPCR検査の対応の遅さやGoToへの批判が相次いでいるが、行政のトップが何らかの感染抑止効果の情報を早い段階で情報公開することは悪いとは思えない。むしろ自分の持っているいい情報を国民と早めに共有するような姿勢は評価したい。そもそも情報の精度を上げるのは自分たちの知識だし、判断基準はこれまでの経験や文化生活環境で冷静に判断して欲しい。薬局からうがい薬が消えた本当の理由は買い占めや転売目的が大きな原因だろう。また、うがい効果を信じる根拠は日本人の風習と文化による衛生作法に基づいているからに違いない。我々日本人は子供の頃から風邪や予防は帰宅後の手洗い、うがい、インフルエンザ流行期はマスクをする習慣がある。この日本の常識だが世界的にはどうなんだろう、コロナ前では、マスクをする外国人はあまり見かけない。コロナ禍においてもうがいの効果はあまりないとされていた。新型コロナパンデミックの状況の中で日本では感染を抑えている方だとされているようだ。風邪やインフルエンザで服薬されるうがい薬が効果ありとされた情報がすぐに国民に浸透した理由も日本の生活様式に一致しているからだろう。昔からの教えに感染防止のヒントがまだ隠されているかもしれない。