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新人研修をリモートワークで終えてみて

イントロ

こんにちはきむです。
今日は2020年卒でIT業界に飛び込んだ私が新入社員研修をリモートワークで終えた感想をつらつらと書いていきたいと思います。
内容的には色んな方と意見が重なることも多いかと思いますが21卒や研修を担当している企業、役員などの方の参考になればと思います。

概要

まず、政府による緊急事態宣言は4月の7日に発令されました。

そのため4月1日に入社した私のスケジュールは4/1(水)入社式、2(木)~3(金)ビジネスマナー研修、6(月)~5月末まで開発研修(外部研修)となっていました。

まず1日から3日までは緊急事態宣言も出ていないので、普通に出社して式と研修を行いました。この時は営業で入社した同期も一緒でした。

その後6日にはニュースなどでも「政府は緊急事態宣言を発令予定」なんて報道がありましたから、この日は外部の研修会場に行き、貸与される研修用のノートPCを受け取り、その後会社に戻りZoomやgitなどの環境設定を行いました。

そして翌日、緊急事態宣言が発令された7日からリモートでの研修となり、自宅で、外部の研修会場にいる講師の方の解説を聞きながら開発するという形になりました。その後、宣言が解除される5月末まで出社することもなく、自宅で研修を受けていました。

感想

実際やってみると、お勉強自体はそれとなく理解もできるし、スムーズに進められました。しかし、そもそも新入社員研修というのはスキルを身につけるためだけのものではないと感じています。例えば、同じ業界や同じ時期に入社した他社の同期や同僚と人脈を作れたり、協力しながら成果物を作成するといった体験ができなかったことは確かな損失だったと思います。

メリット

大きなメリットは2つあります。一つは通勤時間の削減と疲労度の軽減です。通勤時間がなくなることと、満員電車や慣れない会社という世界で緊張して疲労が溜まることもないので、その余裕分を復習や自習に回せるのは良いと思いました。

特に新卒の場合、学ぶことはたくさんありますから、色んな知識を勉強するためにはとても効果的であると感じました。

もう一つは学生から社会人への生活習慣の移行期間として置ける点です。学生の多くは昼夜逆転、夜更しが当たり前ですし、夜勤のアルバイトなどで卒業前に貯金しようという学生もいます。しかし当たり前ですが、入社すれば、9時出社18時退社のような時間に生活を合わせなければなりません。

この時に、出社するよりも朝遅くて良く、帰宅する必要がない、睡眠時間を多く作れるリモートワークが最適だと感じました。もちろん時間自体は変わっていないので、それを少し調整すれば出社するという体制にもすぐに移れます。

デメリット

これはメリットの裏返しでもあるのですが、やはり緊張が少ないということはだらけた学生生活を送った私のような人間は遅刻や、研修途中で寝てしまうということにも繋がります。すなわち、余裕があるから勉強するタイプの人と余裕があるからサボっちゃおう、遊ぼうというタイプの人で正反対に作用するということです。

このデメリットをなくすためには、面接段階で、学生をしっかりと見極める必要があるかと思います。現状でさえも人手不足やITリテラシーなど、面接は非常に難しいとは思いますが、もし、リモートワークやリモート研修が一般化すれば、面接官にとってさらに難易度が増すと感じました。

IT業界を目指す後輩たちへ

もし、この記事を読んでいる学生で、IT業界を志望する方がいればですが、今後IT業界では特にリモートという働き方が一般化するのではないかと予想できます。そのため、「新人研修はリモートで…」「外部のオンラインスクールで…」なんていうのもあり得るでしょう。

もし、自分がプログラミングやITについて全くの未経験、無知であるなら、私は今すぐに勉強を始めることをおすすめします。

あまり例をあげると企業宣伝になってしまうのであれですが、Progateやドットインスールなどでプログラミングに触れるも良し、ITパスポートや基本情報と言った資格試験の解説サイトなどを見るも良し、とにかくインターネットを活用して、勉強を始めることをおすすめします。

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