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テンションが上がらない日は爪を塗る


爪を褒められることがよく、ある。

マニキュアを塗ると爪の存在感が増すのか、お褒めの言葉を頂く率が上がる。
友人に「それ、自分の爪?」と付け爪疑惑をかけられたり、爪フェチの先輩から「人生トップ3に入る爪だ」などと賞賛されてきた。


だから、なんとなく爪には自信を持っている。私を構成する全パーツの中で最も自信を持てるパーツかもしれない。(ちなみに2番目はお酒を楽しく飲める丈夫な肝臓だ。)

「すっぴんジャージ上等」で、都会にあるオシャンな(?)大学のキャンパスにもたびたび「起きたてほやほや」みたいな恰好で出没してしまうほど、女子力とは縁のない生活をしている私だが、マニキュアだけは、だから好きなのだ。

巷では「コンプレックスを隠すためにメイクを~」などという声をよく聞くが、私はあまりそのようには思わない。
だって、メイクをするということは鏡をジッとのぞき込みつつ、ひたすら孤独に自分の顔面と向き合うっていうことじゃないのか?

心底コンプレックスに思っているとしたら、ただの苦行だ。

私は好きなパーツを綺麗にしたい。
コンプレックスを隠すためにメイクをするのではなくて、自分の顔を綺麗だと思ってメイクをしたい。

だから、メイクをするときはそれなりに気合を入れるようになったのも、自分に自信を持てるようになった最近のことだし、よく褒められる爪を好きな色で彩ることが好きだ。

爪を彩ることが好きと言っても、凝ったネイルをするわけではない。
なんならネイルサロンとかも行ったことはない。

気分に応じてマニキュアをさっと塗るだけ。
乾かす時間さえおとなしくしていられれば、たちまち色鮮やかでツヤのある「褒められ爪」の出来上がりだ。
ズボラな私が爪だけは綺麗にできるのは、この手軽さのおかげかもしれない。

私にとって、マニキュアはテンションが上がるおまじないのようなものだ。

課題のやる気が出ないとき。
就活続きでなんとなく憂鬱なとき。
もちろん楽しいイベントの前にも。

赤色。水色。紫色。黄色。ラメ。

その時の気分に応じた色を爪に纏えば、目の前がちょっとキラキラして見える。
なんでもできる気持ちになる。

毎日がほんの少しだけ変わる、おまじない。
夏の日差しに、指先のラメが今日もきらめく。



【私の偏愛マニキュア】
キモト ハルです。
私の拙文を読んでくださり、ありがとうございます。
ここまで読んでくださったあなたに、せめて少しでも有益な情報をお届けしたいと考えこのコーナーを用意してみました。
マニキュアは塗らないよって方には、何のためにもならないかとは思いますが……。ごめんなさい!

それでは早速、私が最近お気に入りのマニキュアを紹介させてください。
じゃん!!

オサジ アップリフト ネイルカラー 03 Uragawa〈裏側〉

なんか宣伝っぽくなってしまいましたが、PRとかではまっっっったくありません。ただただ、暇な大学生がお気に入りのマニキュアを披露しているだけです笑

OSAJI〈オサジ〉はネイルカラーだけでなくリップやヘアケア、フレグランスなど幅広いアイテムを展開するブランドです。絶妙な色づかいが美しく、私はリップも愛用しています。

03番の〈裏側〉は、白色の液体に緑がかった細かいラメが入っており、貝殻の裏側を思わせる(だから〈裏側〉なのかは不明)マニキュアです。

一度塗りだとほぼ透明で控えめにラメが乗る感じ、二度塗りすると白色の発色が強くなります。どっちもすごく綺麗!
一度塗りと二度塗り、違った雰囲気を楽しめるので一石二鳥ですね。

それでは、また!



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