ピアノ弾きの選択肢 前置き編
おはようございます。
ドイツ在住ピアノ弾き、
管楽器コレペティトールのきもらです。
元旦の記事で
まずはコレペティトールについて
書いていきます!
と書いたのですが…
(元旦の記事はこちら↓)
その前にまず前置きをば。
決して焦らしてるわけじゃないですヨ!
さて皆さん、
クラシックのプロのピアニスト
と聞いて、どのような人を
思い浮かべますか?
ベートーベンのソナタや
ショパンのバラード
リストの超絶技巧
といったピアノ作品を
リサイタル等で演奏したり、
オーケストラをバックに
コンチェルトを弾いたり…etc
いわゆるソリストとしてピアノを弾く人
というのが世間一般では
イメージされることが多いのでは…
と思います。
しかーし
日本全国、音楽科のある大学から
毎年毎年
何百人、あるいは千人以上の
ピアノ科の学生が卒業していきます。
そして音楽科以外からも
ピアニストとして
活躍できる人材が沢山います。
その中でソリストとして
大成できる人は、ほんの一握り。
おそらく1〜2%
いるかいないかではないでしょうか。
では残り98%の人たちはプロとして
活躍できないのでしょうか?
そんなことはありません
(※もちろん98%全員がプロになれるわけではないですよ!)
ピアノは1台でオーケストラ
と言われる超万能楽器です。
そんな超万能楽器を扱う上で
ソロとしてのピアノは
1つの側面にすぎません
そう
ソリストとして活躍することだけが、
プロのピアニストではないのです
ピアニストとして
自分は稼いでいけないと
夢を諦めてしまう人も多い中、
それでも諦めきれず
ピアノを弾くことで
自立したいと思っている人へ
ピアノは好きだし、
プロになりたいけど、
何かがしっくりきていない
と悩んでいる人へ
ピアノってどんなことができるのか
知りたいと思っている人へ
ほんの少しだけでも、
“ピアノ弾き”の他の可能性を
紹介していきたいなと思います。
ソロのピアニストと区別するために
敢えてソリスト以外のピアニストを
”ピアノ弾き”
と書かせていただきます。
“ピアノ弾き”のお仕事
楽しいですよ♪
次回はピアノ弾きのお仕事 その1
Collaborative Pianist
をご紹介!
お楽しみに★
(コレペティトールについてじゃないんかい!!という突っ込みが聞こえてくるなあ笑)
⚠️あくまで職業的に、ソロ活動が中心であるかということで、ソリストがソロ活動だけをしているわけでも、ピアノ弾きがソロ曲を弾かないというわけでもありません。個人差もあります。
またソリストがピアノ弾きより優れているということでもありません。