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みんなの願いが形になる日

今回から、SUZUKAさんの記念日を、数回に分けてご紹介していきます。

その記念日は、
『着物セラピー®︎』への、お母様からのご一報から始まりました。

2021年8月のこと

高校を卒業したばかりの娘さんには重度の知的障がいがあるということで、
受けてくれるところを探していたとのこと。

七五三はやったけれど、
成人式は、、、振袖は、、、そんなに簡単にはできないだろな。。

健常者の方に「寄せる」しか選択肢が無いのだろう、、
同じように振袖を着せて、同じような写真を撮ることになるのだろうな、、
と思っていたそんな時に、
『着物セラピー®︎』を見つけたとご連絡をいただきました。

私たちを見つけてくださって本当にありがとうございます。

振袖は、
お母様が20歳の時に着た振袖と、叔母様の娘さんの振袖。
自宅と、お母様のご実家とどちら共で着たいということだった。

「お金のかからない子なんです。
お誕生日プレゼントといっても、『おかあさんといっしょ』のDVDくらいで、
もうDVDも買い尽くしちゃいましたし。
旅行もあまり好きじゃない子なんで、出歩かないですし。
よそのお子さんだと教育費もいろいろとかかるじゃないですか。
うちはそういうのも一切かかってないんでね。」

ということで、『着物セラピー®︎』始まって以来の2カ所でさせていただくことになったのでした。

「着物セラピー®」代表の大竹は千葉市に住んでいるのですが、ご自宅も千葉市。スタッフも全員千葉市で固めることができ、撮影をしたのが紫の着物。

SUZUKAさんは動き回るタイプ。なかなか着物を着せるのは大変かもしれない。と思っていたのですが、
皆様とても協力的でご自身も協力してくださり、いい撮影ができました。

12月3日は群馬にて。
ヘアメイクスタッフは、群馬在住のスタッフに急遽お願いすることになり、千葉組が到着する前にお宅へ伺い、お祖母様や叔母様のヘアメイクを。

SUZUKAさんは、みんなに愛されていて、「SUZUちゃん、SUZUちゃん」とお姫様のようでした。

群馬では赤いお着物。

なぜ、わざわざ群馬でやりたかったのか。
なぜ、わざわざこちらの着物も着せたかったのか。

お母様の妹にあたられる叔母様の娘さんは、
成人式の直前に倒れられ何とか成人式は出たものの、後撮りをしようと思っていたのは叶わず、旅立たれたとのこと。。

「その振袖をSUZUちゃんに着てもらいたい。。」

皆様の深い想いと、
叔母様が見せてくれた娘さんの振袖姿と。。
みんなの和やかな雰囲気に、何度目頭が熱くなったかわからない、
今回も感動的な撮影となりました。

愛いっぱいの記念日を応援できましたこと、心より感謝いたします。

着物セラピー®︎ スタッフ一同

次回は、SUZUKAさんの記念日~準備編~を、素敵な写真にてご紹介させていただきます。お楽しみに!

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◇『着物セラピー®︎』はYouTubeも配信中です!

ご視聴はこちらから
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「着物セラピー®︎」は、
20歳にこだわっていません。何歳でもOKです。
お着物もお貸しできますので、ぜひお声かけください。
身体的・知的・精神的だけではなく、経済的な障害もお声がけください。

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健やかに育った我が子の晴れ姿を見たいと願う、親の気持ちは一緒です。
障がいがある無しに関わらず、ぜひ振袖を着て記念にご家族のお写真を撮ってください。
コロナ禍の今だからこそ「家族」との思い出を大切にしていただけたらと思います。
着物セラピー、まずはホームページをご覧ください。


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