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着付けのことなど

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ミナミのゆかたまつり

ミナミのゆかたまつり

七夕の頃に夜の繁華街では「ゆかたまつり」があります。
イベント名はお店によって異なるかもしれませんが
ホステスさんが浴衣や夏の着物を着て出勤される季節なんです。

昔の話をしてもどうしようもないのですが、、
以前は1日に本当にたくさんのお客様にご来店頂き
ヘルプの着付け師さんとともに
足腰がたたなくなるほど着付けさせて頂いてました。

年々お客様が減っていったところに昨年からのコロナで
夏草や兵ど

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夜の街の着付け師さんがレッスンに来てくださった

夜の街の着付け師さんがレッスンに来てくださった

昨日は、現役も現役、同業である夜の街の着付け師さんが
レッスンをご受講くださいました。

noteがきっかけできもの青龍を知ってくださったとのこと。
とても嬉しいです、ありがとうございます。

同じお仕事の方とお会いしてお話しできるのは
楽しみでもありまして。
それに今回は練習台のリクエストを頂いていたので
私も着せられ役として参加。
これがまた勉強になります。

さすが普段からお客様に着付けされ

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花嫁着付けレッスンが始まりました

花嫁着付けレッスンが始まりました

現役でご活躍中の着付け師さんが2名でお越しになられて
花嫁着付けのレッスンが始まりました。

2人での着装もできるように、初めは2名同時に受講される予定です。
初回は、衿とじから丁寧に。
今後すすんでいくのが楽しみですね。

花嫁着付けはなにか特別な気持ちがします。
私も初めて通った着付け教室で花嫁コースが始まった時は
わくわくと緊張感が混ざった気持ちでした。。。
その後すぐ仕事が忙しくなり辞めて

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他装レッスンの方針?

他装レッスンの方針?

先週、他装レッスンのことを書きました。

その続きで、レッスンの方針というかこんな感じでやってます、というのを書いておこうと思います。

前回書いたように、現在他装レッスンを受けてくださる方は経験者さんばかりなので、ご自分のこれまでされてきた着付け方法があります。
きもの青龍のレッスンでは、手を変えたい、とのご希望がない限りはなるべくご自身のやり方をむやみに崩すことがないようにしています。

その

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ひとつのことを10年続けたら

ひとつのことを10年続けたら

「10年続けることができたらセンスは関係なくなるらしい。」

着物の着付け(人に着せる)を始めて4年位経った頃だったか、同世代の和裁師さんとお話ししていて、
私は不器用だし物覚えが悪い。 
自分でより良い方法を考えるのが苦手。
理論的でもないしひらめきもない。
なんせセンスがない。
というようなことを私が言っていたら、そう先輩がそう言っていたよ、とその方が上に書いたことを教えてくれました。
もちろ

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成人式の着付け ひとり反省会

成人式の着付け ひとり反省会

1月ももう下旬。年始のお店の繁忙期も終わり、一息ついたところで成人式の振り返りをしています。

主に10日、11日が大阪府下の成人式の予定でしたが、直前の8日に大阪市が突然の延期発表。(もっと早い時期に式典を中止にするという発表があった市や制限をして行った市もあります。)

私は出張着付けとしてスタジオ、美容室、レンタル会場と渡り鳥な感じでした。ですので急な発表にも私自身としては対応に追われること

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ホステスさんの着付けを始めた時のこと③ 3つの悩み

ホステスさんの着付けを始めた時のこと③ 3つの悩み

夜の街で着付けをし始めた頃のことを書きました。

当時の着付けについての悩みについて3つ書きたいと思います。

いろんな着付け方法に頭が混乱
前回②で書いたことと同様になりますが、複数箇所で習っていたためやり方に迷いが出てきてどれが良いか分からなくなりました。自分の記憶にはやはり最初に習ったやり方が一番強く残っているので、手を変えたいと思った時にはかえって難しく苦労しました。いろんなやり方を知りう

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ホステスさんの着付けを始めた時のこと①

ホステスさんの着付けを始めた時のこと①

どのようにnoteを活用しようか、何を書いていこうか考えずにスタートして未だ分からずの状態ですが、夜の街で着付けを始めたばかりの時のことを書くことにします。文章を書く練習のつもりで気軽やってみよう。

先日投稿しました ↓

ミナミで着付けを始めた時のこと

私は大手ではないですがごく普通の着付け教室に通っていわゆるお免状(看板)を取得していました。初級で自装(自分で着る)から始まって、その後他装

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おススメしたい、お気に入りのビニール手袋がとっくに廃盤になっていた

おススメしたい、お気に入りのビニール手袋がとっくに廃盤になっていた

寒くなってきて洗い物にもお湯を使いたくなる季節、これから特にビニール手袋やゴム手袋が欠かせない。着付け師は手が命、おすすめの手袋のことをnoteに書こう!と思った矢先、製造終了を知ったという日記です。

着物や帯を傷めないためにも、手のケアは欠かせませんよね。そう言いながらズボラなのでこまめなハンドケアをしている訳ではありません。ハンドクリームも着付け前には使えませんし水仕事や掃除の時にビニール手

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ホステスさんの着付けってどんなの?

ホステスさんの着付けってどんなの?

大阪ミナミで着付けをしている私が、同じく着付けをしている方からよく尋ねられること。

「ホステスさんの着付け方ってやっぱりたくさん衣紋を抜くの?」

私は大阪のホステスさんの着付けしか知りませんし、この店で経験している範囲でしか言えませんが、初めての文章での投稿はこちらのテーマで
書いてみます。

まず、「衣紋をたくさん抜くの?」という問いについては、
個人差があります、というちょっと拍子抜けくら

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