マガジンのカバー画像

着付けのことなど

24
運営しているクリエイター

#心斎橋着付け安い

手のおもむくまま

手のおもむくまま

5日間お盆休みを頂きました。
休み明け眠っている脳を起こすための着付け練習、何度も練習していた帯の変わり結びをこんなに短期間で綺麗に忘れられるものなのか…という困った驚きがありました。
やっと新しい帯結びを本番で使えるかな、と思っていたところでしたが、またいちから手と頭に覚えさせなければなりません。定着って難しい。

先日、浴衣着付けの大きな会場でのお仕事があった時
お客様の中に着物好きの方が何人

もっとみる
着物を着るとき鏡を見る?見ない?

着物を着るとき鏡を見る?見ない?

自分で着物を着る時に鏡を見ますか?見ませんか?

私は見ます。。。
初めて習った教室では全員鏡を見ずに着る着方を練習していたので
当時は鏡を使用していませんでした。

でもお稽古以外では見るようになり、今では鏡なしでは自信がありません。。。^_^;

たいてい着物を着る時には姿見がありますし、困ることはありません。
あ、でも前職の出張先で着物を着ることがあり、ホテルの姿見が
膝から下くらいが見えな

もっとみる
ミナミのゆかたまつり

ミナミのゆかたまつり

七夕の頃に夜の繁華街では「ゆかたまつり」があります。
イベント名はお店によって異なるかもしれませんが
ホステスさんが浴衣や夏の着物を着て出勤される季節なんです。

昔の話をしてもどうしようもないのですが、、
以前は1日に本当にたくさんのお客様にご来店頂き
ヘルプの着付け師さんとともに
足腰がたたなくなるほど着付けさせて頂いてました。

年々お客様が減っていったところに昨年からのコロナで
夏草や兵ど

もっとみる
夜の街の着付け師さんがレッスンに来てくださった

夜の街の着付け師さんがレッスンに来てくださった

昨日は、現役も現役、同業である夜の街の着付け師さんが
レッスンをご受講くださいました。

noteがきっかけできもの青龍を知ってくださったとのこと。
とても嬉しいです、ありがとうございます。

同じお仕事の方とお会いしてお話しできるのは
楽しみでもありまして。
それに今回は練習台のリクエストを頂いていたので
私も着せられ役として参加。
これがまた勉強になります。

さすが普段からお客様に着付けされ

もっとみる
他装レッスンの方針?

他装レッスンの方針?

先週、他装レッスンのことを書きました。

その続きで、レッスンの方針というかこんな感じでやってます、というのを書いておこうと思います。

前回書いたように、現在他装レッスンを受けてくださる方は経験者さんばかりなので、ご自分のこれまでされてきた着付け方法があります。
きもの青龍のレッスンでは、手を変えたい、とのご希望がない限りはなるべくご自身のやり方をむやみに崩すことがないようにしています。

その

もっとみる
着付けレッスンのお問い合わせが増えているので他装のことを

着付けレッスンのお問い合わせが増えているので他装のことを

他装(人に着物を着せる)レッスンの様子について今日はちょっと書きたいと思います。

最近、着付けレッスンのお問い合わせが増えています。
(増えている、といってもいつもが少ないだけであってそれほど多くはないです^_^; でも続くのは珍しい)

先日は美容師さんが来てくださいました。

着物レンタルなど同業者の方も受講くださったりしてオープンにやっております^_^

「〇回コース」というのは特に設けて

もっとみる
ホステスさんの着付けあるある?

ホステスさんの着付けあるある?

人に着付けをするとき、モデルさんやお客様に紐を持って頂いたりしますか?
ちなみに 国家検定の着付け技能検定1級 の実技試験の注意事項には

(12)モデルは、試験中作業の手助けをしてはならない。ただし、下前の衿を押さえること、帯枕の紐、
帯揚げ、帯締め及び帯のて先を持つことは可。

とあり、簡単な補助のみ可能とされています。
相モデルで他装(着物を人に着せる)練習する時も帯枕の紐を持ったりしていま

もっとみる
ホステスさんの着付けを始めた時のこと③ 3つの悩み

ホステスさんの着付けを始めた時のこと③ 3つの悩み

夜の街で着付けをし始めた頃のことを書きました。

当時の着付けについての悩みについて3つ書きたいと思います。

いろんな着付け方法に頭が混乱
前回②で書いたことと同様になりますが、複数箇所で習っていたためやり方に迷いが出てきてどれが良いか分からなくなりました。自分の記憶にはやはり最初に習ったやり方が一番強く残っているので、手を変えたいと思った時にはかえって難しく苦労しました。いろんなやり方を知りう

もっとみる
ホステスさんの着付けを始めた時のこと②

ホステスさんの着付けを始めた時のこと②

ほぼ素人が夜の街での着付けの仕事を始めたばかりの時のことを書きました。

続きです。当時を思いだすために書きたいと思います。

着付け教室でただ他装をひと通り習っただけの私は現場では全く役立たず。
お客様に「チェンジ」を言い渡されることもありました(:_;)
実力を過信していた訳ではありません。
私はまだ無理なのでアシスタントで…とひっこんでいたかったのですが、どんどんお客様が来店されるのでやらざ

もっとみる
ホステスさんの着付けを始めた時のこと①

ホステスさんの着付けを始めた時のこと①

どのようにnoteを活用しようか、何を書いていこうか考えずにスタートして未だ分からずの状態ですが、夜の街で着付けを始めたばかりの時のことを書くことにします。文章を書く練習のつもりで気軽やってみよう。

先日投稿しました ↓

ミナミで着付けを始めた時のこと

私は大手ではないですがごく普通の着付け教室に通っていわゆるお免状(看板)を取得していました。初級で自装(自分で着る)から始まって、その後他装

もっとみる
おススメしたい、お気に入りのビニール手袋がとっくに廃盤になっていた

おススメしたい、お気に入りのビニール手袋がとっくに廃盤になっていた

寒くなってきて洗い物にもお湯を使いたくなる季節、これから特にビニール手袋やゴム手袋が欠かせない。着付け師は手が命、おすすめの手袋のことをnoteに書こう!と思った矢先、製造終了を知ったという日記です。

着物や帯を傷めないためにも、手のケアは欠かせませんよね。そう言いながらズボラなのでこまめなハンドケアをしている訳ではありません。ハンドクリームも着付け前には使えませんし水仕事や掃除の時にビニール手

もっとみる
ホステスさんの着付けってどんなの?

ホステスさんの着付けってどんなの?

大阪ミナミで着付けをしている私が、同じく着付けをしている方からよく尋ねられること。

「ホステスさんの着付け方ってやっぱりたくさん衣紋を抜くの?」

私は大阪のホステスさんの着付けしか知りませんし、この店で経験している範囲でしか言えませんが、初めての文章での投稿はこちらのテーマで
書いてみます。

まず、「衣紋をたくさん抜くの?」という問いについては、
個人差があります、というちょっと拍子抜けくら

もっとみる