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着付けのことなど

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#着付けの仕事

手のおもむくまま

手のおもむくまま

5日間お盆休みを頂きました。
休み明け眠っている脳を起こすための着付け練習、何度も練習していた帯の変わり結びをこんなに短期間で綺麗に忘れられるものなのか…という困った驚きがありました。
やっと新しい帯結びを本番で使えるかな、と思っていたところでしたが、またいちから手と頭に覚えさせなければなりません。定着って難しい。

先日、浴衣着付けの大きな会場でのお仕事があった時
お客様の中に着物好きの方が何人

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着物を着るとき鏡を見る?見ない?

着物を着るとき鏡を見る?見ない?

自分で着物を着る時に鏡を見ますか?見ませんか?

私は見ます。。。
初めて習った教室では全員鏡を見ずに着る着方を練習していたので
当時は鏡を使用していませんでした。

でもお稽古以外では見るようになり、今では鏡なしでは自信がありません。。。^_^;

たいてい着物を着る時には姿見がありますし、困ることはありません。
あ、でも前職の出張先で着物を着ることがあり、ホテルの姿見が
膝から下くらいが見えな

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ミナミのゆかたまつり

ミナミのゆかたまつり

七夕の頃に夜の繁華街では「ゆかたまつり」があります。
イベント名はお店によって異なるかもしれませんが
ホステスさんが浴衣や夏の着物を着て出勤される季節なんです。

昔の話をしてもどうしようもないのですが、、
以前は1日に本当にたくさんのお客様にご来店頂き
ヘルプの着付け師さんとともに
足腰がたたなくなるほど着付けさせて頂いてました。

年々お客様が減っていったところに昨年からのコロナで
夏草や兵ど

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夜の街の着付け師さんがレッスンに来てくださった

夜の街の着付け師さんがレッスンに来てくださった

昨日は、現役も現役、同業である夜の街の着付け師さんが
レッスンをご受講くださいました。

noteがきっかけできもの青龍を知ってくださったとのこと。
とても嬉しいです、ありがとうございます。

同じお仕事の方とお会いしてお話しできるのは
楽しみでもありまして。
それに今回は練習台のリクエストを頂いていたので
私も着せられ役として参加。
これがまた勉強になります。

さすが普段からお客様に着付けされ

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新春の稲穂かんざし

新春の稲穂かんざし

新年、松の内だけに使われるかんざしがあります。
ホステスさん達はお正月の仕事初めの時の和装に稲穂のついた簪を髪に飾ります。

もともとは京都の花街の風習からきているそう。
お正月に芸舞妓さんが稲穂をつけているのをご覧になったことありませんか?

小さな白い鳩がついているのが基本的なものです。
画像が手元にないので検索してみてください。(撮っておいたらよかった、、、)

鳩には目がついていません。片

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