見出し画像

グラフィック×対話 ④

2020/3/23
オンライン(ZOOM)開催になった「グラッフィック×対話」
県外から参加してくれた方、少し時間ができたから参加するよって方に、新しく参加していただけました。
「えん」主催のはじめてのオンライン開催であったため、少人数の募集にしました。途中から参加、途中から抜けるがありましたが、トータル7名での会になりました。
市民活動助成金を活用した「グラフィック×対話」の会、当日参加されていない方にも、どんなワークだったかシェアしたく、ホストのつきちゃんのワークをこちらに残します。


画像1

最初にグランドルールの確認。


ダイアローグの原理 
1 意図を持って話す
  ・自分の経験から話す
  ・目的に役立つように話す
2 学ぶために聴く
  ・好奇心を持つ
  ・判断を保留する
3 自分の影響に気づく
  ・全ての声のためにスペースをつくる
  ・パワーの違いに気づく


「・・・・・・・・・・」
無言だってメッセージ

オンラインであってもリアルであっても、これが示されている場と、そうでない場は対話が変わってくるなぁ、と思っています。今回は無言もメッセージということが示されましたが、この日「準備ができた人から発言してください」という場面で、皆が無言。時間が過ぎますが、場を取りつくろうような発言・空気はなく、考える時間、整理できるまでの時間を「待つ」ことができたと思います。


画像2

「自分自身をホストする」ということについて。
「グラフィック×対話」の全4回を通して、対話の姿勢について意識して伝えられました。

画像3

ZOOMをはじめて使う方もいて、30分ほど、ワークショップが始まる前に、操作方法とグラフィックのかき方レクチャーをしていますが、このチェックインで改めて、操作方法の確認も。

・名前の変更→今日呼んでもらいたい名前に変更
・ホワイトボード→チェックイン時「今のご機嫌は?」表情の絵、名前を書く
・音声のオンオフ→今回は、話したくなったら音声をオンにして、話すという方法をとりました。
・チャットを使って→今はまっていること(ゲームや、ブロッコリー、参加者のこと、気になってもっと話を聞きたくなります。)

画像4

「グラフィック×対話」の会は、この日4回目だったので、これまでの振り返りを入れました。


①なぜグラフィックを使うか、自身の対話を簡単に振り返る
②心地よい対話、良くない対話 について、「話し」「聴く」「かく」
③話されているバックグラウンドを意識する、事実、意見、感情に分けて聴く
ということをしてきて、今回が4回目。

今回の問いかけはこちら。

画像5

これまでの会も対話について考えてきましたが、今回はさらに具体的にこれからの対話にいかしていける内容だったのではないかな?と思います。

画像6

このワークシートを各自手元のA4またはA3の紙に書き写し、具体的に何を書き込んでいいか、レクチャーされた後、吹き出し内に書き込んでいきます。

「この場は、なんの場か。どんな対話の場面か」
「私は何を思っているのか、考えているのか」
「私は相手に何を期待しているのだろうか?」
「相手は何を思っているのか。」
「相手は、私には何を期待しているのだろうか」

など。

画像7

すると、自分の気持ちが先走っていて、相手の状況がわかっていなかった、とか、相手が何を思っているのか、本当のところは聞かなきゃわかんないよな、ってことに気付いたりします。

画像8

書いたことを全て見せたりするわけじゃなくて、最後のできることの一文だけ、シェアできる人は、シェアする、ということにしました。

家族と〇〇について話し合う予定がある、誰かと会う約束をしている。
という時に、ワークシートを思い描いて、私は何がしたいかな、出来るかな、って考えて行動にうつすことができます。

何かを話し出す前に、自分自身の対話の姿勢が整うことで、無駄な喧嘩や、話が噛み合わないとか、回避できるかも。

画像9

最後にチェックアウトです。

このワークシート書き込むだけで、気づくこともたくさんあります。
ぜひ、活用してみてください。

「えん」のグラフィック×対話の会は、これで終了となりましたが、

講師のつきちゃん、かなちゃんはAOH(Art of hosting)の学びを続けていらっしゃいます。
2020年度も引き続き、活動されていきますので、ブログ、FBなど発信を注目してくだい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?