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KIMONO MODERNの原点回帰ー変わらぬ想いとは。

こんにちは、KIMONO MODERN代表のゆきです。
前回のnoteでもお伝えしたとおり、かれこれ来年でKIMONO MODERN も20周年。

みなさんもきっと
「えー、KIMONO MODERNって最近のブランドかと思ってたら!」なんて思われる方も多いんじゃないかと思うんですが、正直私自身も「えー!」なんです笑

今年の6月に行った、KIMONO MODERNの全社ミーティングで社員に向けて「原点回帰」というテーマでスライドを作って、これまでの歩みをシェアしたんですが

アメリカ時代からの(あ、KIMONO MODERNって実は海外発、なんですよ!笑)作品や私の活動の様子、「これからはじめます」と宣言、最初のブログに投稿した観覧車の写真、これまでの歩み・・・

「原点回帰」
というテーマで過去を振り返った時、昔もいまも、変わらぬ想いがあることに気がつきました。それは

「こんなの欲しかった!」
って喜んでもらえるような「ワクワクする商品をお届けしたい」ということ。

20年前の、着物ブーム。
アメリカ時代に何を思っていたか。

当時はまだまだ「カジュアル着物」もスタートしたばかりというか、あの時ちょっとした着物ブームが湧き起こっていてその時に中心にあったものは「アンティーク着物」でした。

私自身のバックボーンはというと、実家が日本舞踊をやっている家なものだから、コテコテの古典的な着物に囲まれて育ってきたのですよね。母が毎日着物を着ていて、さまざまな「着物の困りごと」を目にする。

そういう環境だったからこそ「洗えたらいいのに」「なんでこんなルールばっかり?」「もう少しお手頃なお値段にならないのかなぁ」など。子供ながらに「もっとこうだったらいいのに」を蓄積して大人になったような感じなのですね。

そしてアメリカにいる頃はあまりにも暇すぎて笑、今で言うminne 、creamaのような作家活動をはじめたわけなのですけど、そんな中で「こんなのあったらいいのに」を形にしていくのは本当に楽しかった。なぜなら、こんなのあってもよくないですか?こういうのって意外と素敵だとおもうんですよね、みたいなブログを通した問いかけが、コメントだったり商品が売れる、という形でわかりやすく返ってくる。

海外にいることによる「寂しさ」や「孤独」も、ブログを通した温かでささやかなやりとりでどんなに慰められたことか。当時のファンのみなさんには、いまも感謝し尽くしてもしきれない思いでいっぱいです。

あれから20年。
モジョモジョと「こんなの、かわいくないですか?」という問いかけが商品として発表され、みなさんに伝わっていく。楽しんでいただく。喜んでいただく。そういうやりとりこそが、私の楽しみであり、生き甲斐であり。ここはほんっとに、今も昔も変わらないな、と思うのです。

KIMONO MODERNをやり続けて、
変わらないもの、変わったこととは。

そしていま、20年後。
変わったことといえば、仲間が増えたこと。同士が増えたこと。

今も、これまでも、こんな私についてきてくれたスタッフ、「ゆきさんについていきます!」と言ってくれている、私の実の娘と変わらない年齢のキラキラした彼女たち。責任とプレッシャーに押しつぶされそうになることも多々ありますが、一緒にワクワクしたい、私の持てるものをすべて与えてあげたい、そういう境地に、いま。あるのですよね。

彼女たちがいることで、私が絶対にできなかったこと。
本当のことをいうと、店舗だって出すことはなかったし(だってコミュ障だから笑)、東京店もきっとOPENしなかった。沢山の商品展開だって、インスタLIVEだって、旅するKIMONO MODERNだって。私1人では到底できなかったことなのです。

そんなわけで、ありがたいことに、今がある。
沢山のスタッフたちに支えられて受け継がれた、KIMONO MODERN。

まだまだ未熟なチームではありますが、いま、ようやく想いをひとつにして。ファンのみなさまの期待に答えたい、と思っているところなのですが、その想いとは?! これから・これまでのKIMONO MODERNがみなさんにお届けしたい想いやサービスとは?!

いよいよリニューアルまであとわずか。
次回のnoteでは、じゃぁKIMONO MODERN、リニューアルで何が変わるの?!をお伝えしたいなと思っています。
KIMONO MODERN 代表ゆき