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【男着物】最低限これがあればOK。普段の着物と着付け用品をご紹介

今回は、私物の着物をご紹介したいと思います!

外から見えるモノ

1. 長着(ながぎ)

着物のイメージとしてパッと思い浮かぶのが、この長着ではないでしょうか。

この写真の長着の素材は木綿(もめん)です。
着物には様々な素材があるのですが、木綿は自宅の洗濯機でも洗えるので重宝しています。
私は着物で夏を越した経験はまだないのですが、この着物は単衣(ひとえ)なので夏でもいけそうです(※ブログとして別の場所に書いた2022年4月時点の所感です。「夏でもいけそう」についてはまた後日…)。

着物には単衣袷(あわせ)があり、単衣が裏地なし、袷が裏地ありの着物です。
一般的に、単衣が春~夏用で、袷が秋~冬用の着物といわれています。
個人的には、単衣のほうが布一枚の分軽くて動きやすいのと、中のインナーを脱ぎ着して温度調整が出来るので、単衣のほうが好きです。

ちなみにこの長着は、古着で11,000円で買ったものです。
お店で初めて見つけたときは、買うか買わないか悩みましたが、思い切って買って正解でした。
若干丈が短いのですが、このほうが動きやすいし、とても気に入っています。
初めて買った着物なので、思い入れのある一着です。

2. 長襦袢(ながじゅばん)

長着の下に着るのが、この長襦袢です。素材はポリエステルです。

長襦袢には、汚れの防止、着姿を整える、柄にこだわるなど、いろいろな意味合いがあるそうです。

この長襦袢は、1の長着と一緒に購入したものなのですが、私の体型にも合っているし、自宅で洗えるので、普段はこの長襦袢を着ています。
柄は龍が描かれていて、やたらと雄々しいですが、そこまで思い入れはありません。ちなみに、中古で3,000円程でした。

次に買うときは柄にもこだわって選んでみようかと考えています。


3. 角帯(かくおび)


角帯は、着物を身に着ける最後に、着物を固定するための帯です。

私は、この角帯を締めている瞬間が、一番着物を着ている感を味わえると思っています。

以前も少し書きましたが、着物は洋服とは違い、体にフィットするようには作られていません。
着物は、袖を通しただけの状態ではただの布であり、「未完成」の状態なのです。
それが、帯を締めることによって、着ている本人に合う形状に「完成」します。

そう、着物を「完成」させることができるのは、着ている本人だけなのです。
これってとてもロマンを感じませんか?

私は、着物を着る時はいつもワクワクしています。

ちなみに、私は角帯のほかに兵児帯(へこおび)も持っていますが、今のところあまり使っていません。

やっぱり角帯を締めたときの、身が引き締まるような、まるで違う自分に変身するような感覚がいいんですよね~。

言うなれば、角帯は私にとっての変身ベルトみたいな感じですw


見えないけど重要!着付け用品


ゴム製ベルト

角帯と同じ柄。あちこちで見かける汎用性のある柄です。

このマジックテープで止めるゴム製ウエストベルトは、長襦袢を固定するために使用します。
本来なら腰紐(こしひも)という紐を使うらしいです。

そもそもこのベルトは貰いもので、それ以前は自宅にあったビニール紐を使っていましたw いや~、とても使いにくかったですw
しばらく使っていると、だんだん先が裂けてくるんですよね~。
その状態で温泉に行ったりすると、周囲の目が気になって仕方なかったです。
皆さんは、しっかりしたベルト、もしくは腰紐を使うようにしてくださいね!

インナー

このインナーはユニクロで購入したものです。夏を見越して用意したのですが、さらさらとした着心地で、とても快適です。
ゆくゆくは夏着物の下に着るつもりなので、長い付き合いになりそうです。ちなみに3枚購入いたしました。

ステテコ

このステテコは、ヨークベニマルの衣料館で購入したものです。こちらも3枚購入いたしました。

夏着物には、白のインナーとステテコを合わせたほうがいいという話を聞いたので、本当はステテコもユニクロで揃えたかったのですが、今年ユニクロでは白のステテコを取り扱っていなかったため、泣く泣くこちらを選びました。残念!
とはいえ、いざ身に着けてみると、これが中々いい着心地!
ちょっと年寄り臭いデザインかなとも思ったのですが、丈感もちょうどよく、実用的で大変満足しております。

ステテコは、着物を着て動く際の裾裁きをよくするために必要になります。
ようは、素足に着物がまとわりつくことを防ぐ効果があるんですね。
こちらも長い付き合いになりそうです。

今回はここまでとさせていただきます。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!



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