閑話休題 雪の女王 レビュー (ネタバレちょっとだけ)
おはようございます
着物推しの紅です。
に
ノックアウトされてから 新しい紅(もしかしたら本来の紅)に出会っています。
〈 本来の自分に戻る の巻 〉
昨夜は #山本太郎 氏 の
『オールれいわニッポン』
を聴き
「生クリーム」のオチは見えているのに爆笑。
ウエスト のシュークリームの描写が秀逸!
飲んでいたビールが鼻に回ってしまうほど。💦
こんなに笑ったのものすごく久しぶり。
思わずコメント入れてしまった。
(以前の紅は取らない行動)
太郎氏を政治家にしておくのは全くもったいない。
年明けから
韓流ドラマにハマっていた紅。
#冬ソナ
は、人為的な操作で記憶を失っていた男が自分を取り戻すストーリーだった。
は、本来の自分を取り戻した男が、人生と向き合う姿が描かれている。
雪の女王パンチを喰らった衝撃で紅は本来の自分に戻ろうとしているのかも と感じる出来事が日常に増えた。
言葉ではない領域(養老さんのいう体)にくらったパンチが心の棘を緩めて
シールドが剥がれたんじゃないかな。
・世界には知らないことがたくさんあることを感じた
紅は昔、シナリオを学んだ。
ドラマは
・人と人が出会うことでストーリーが始まる。
自分を相手を変えてしまうような出会い
愛別離苦
冒頭のシーンから推測するとたどり着くラスト。
「まさかそこまでは。そんなの主人公が立ち直れないじゃない」
って安心してみてたら
予想はしていたまさかの残酷なストーリー。
冒頭シーンが恋人の夢だったとは全く思いもよらなかったが。
愛した分だけ苦しみがあるのなら 人を愛することになんの意味があるんだろう?
ドラマティックな人生ではなく たんたんとつつがなく死ぬ日を迎えればいいじゃない。
誰かを傷つけるのもイヤだし 紅も傷つきたくない。
このドラマのすごいところは
日常、好きな人に言われたら天にも登るような愛の言葉が
訣れを前にした人間には苦しく切なく身を斬るような言葉として届くことを明確に教えてくれる。
紅は誰かに見守られてではなく、ひとりで死にたいと思っている。
孤独死という言葉があるけれど、そういう意味ではなく
「死」
はプライベートな出来事だと思うから。
(早めに発見してほしい)
このドラマに
ふんわりとしか考えていなかった「死」それも自分の死
それを目の前に突きつけられた。
紅にとっては心の傷のリハビリでもあり
劇薬でもあったのかも。
そう、
・人を愛することってそんなにいいことなんだろうか?
という疑問が湧く
また
紅の周りにいる人たち、いつも顔を合わせてる人たち、ガレージセールで炊き出し食べてくれる人たち。
誰もがきっと体験者だということに気づく。
・大切な人との訣れ
傷ついたままの人はとても多いと思う。
そして
それはいつ起きるか わからない。
そう
循環
親友の死に傷ついた主人公は恋をして本来の自分に戻る。
そして愛する人を喪って・・・それを繰り返す・・・
現実はもっと残酷なのかもしれない。
・心に棘のない人なんていないんだな。
答えはすぐに出ない。
答えなんてないのかもしれない。
それにしても
ヒョンビンの美しいこと。
同じストーリーでも美しい人が辿ると、より悲しさが増す。
そして
役者は本当ではないことを 本当のように伝える能力があるということ。
(最近のヒョンビンは 愛の不時着でブレイクして共演女優さんと親密だとか)
そういえばこのドラマのキャッチは「現代のおとぎ話」らしい。
人は誰もが嘘をつける。
もしかしたらそれが救いなのかもしれない。
今日の写真も
紅のプロデュースする和装婚礼の一枚。
ソロウエディングは一生ものですよ。 紅