どうしたら着物 の看板が生まれるんだろう? 仁
おはようございます
着物推しの紅です。
昨日からの紅の心の動き
けっこうありました。
〈 廃品回収屋さん現る の巻 〉
和装婚礼の前撮りをコラボしたいと
昔の同僚がやってきた。
若い彼女の静かなエネルギーに紅もやる気がちょっと湧いてきた。
話の始まりはテンポ良く返事が返ってくるので楽しい。
打てば響くってやつね。
頑張っても成果がないと
返事がなかなか返ってこなくなるもの。
事業とか物語ってこんなふうに
様々な刺激を受けて小突き回されながら発展していくものなんだな。
動きがあるということは望みがあるということ。
仕事のコラボの話をしている途中、
来客が。
一人は夕方に来るはずだった友人が久しぶりに黒豆の枝豆を買いに来てくれた。
あと廃品回収やさん。
「え? 約束の時間より1時間半以上早い。」
彼には悪いけど出直してもらった。
価格を決めることで話は落ち着き
売り出しとお客様の契約は彼女の方ですることに。
そう
立場は対等だけど構造上、下請け仕事になるようだ。
営業力に期待。
作品撮りをすることにして話を進める。
余談だけど
紅は黒黄八の着物を着て紅半幅帯を貝の口に結んでいた。
(着物のことつい書きそびれちゃう)
彼女が帰った後に
廃品回収屋さんが再び現れた。
ガレージの廃品を見て
「持っていけるものは何もない」
という。
一つだけ
持っていってもいい
という家電を引き渡した。
「いいよ あげる」
という感じ。
止めてある車には女性が乗っていた。
聞けば近所で、妻子持ち。
30くらいか。
廃品回収屋さんを常時やっている感じには見えない。
グループが全国ネットにするために登録だけした素人って感じ。
たいしてよく見もせず、彼の判定は
「市の粗大ゴミに出した方が安いです」
そうなんだ。
「電子機器を解体しレアメタルを集めると数万になる。」
規程の重さが集まらないとお金にはならないらしい。
足りない分は家から貴金属を持ってこさせる筋書きみたいだ。
「解体費用がかかるんでしょ?」
紅がいうと、彼はかからないと言った。
この廃品回収やさん、たぶん詐欺の手口を教えられたけど使いこなせない人みたい。
彼が選んだ家電は一体いくらになるんだろう?
(紅には1円にしかならないって言っていた)
いくらであろうと
彼の家族の生活の足しになるならいいなって思った。
日本の若者は、紅もそうだけど、
稼ぐ方法を学ばずに社会に放り出される。
子どもを抱えて生きていくのはさぞ大変だろうと。
やっぱり日本の教育制度って根本的に足りないものがある。
熟年の皆さん!
遊んでばかりいないで若者の援助、紅の援助もお願いします。m(__)m
紅は昨日届いた野菜が残っていたので里芋の親芋、柿、サツマイモを彼に手渡した。
再訪させたお詫びに。
彼は喜んでくれた。
気づけば名刺ももらっていない。
だけど
素直そうな廃品回収屋さんだった。
ガレージセールに来てくれるそうだけどまた会えるかな?
今日の写真は名古屋帯
青い色がなんともキレイ。
紅葉の時期にぴったりな柄ですね。
あ、ごめんなさい!
看板のことが書いてません!🙇♂️ 紅