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どうしたら着物 人(キモノビト)に会えるんだろう? 参(3)

こんにちは

着物押しの紅です。


〈 初めての納品 の巻 〉

コロナ第二波が広がってちょっと不安な連休です。

久しぶりに電車に乗って街に出かけました。


コロナ後に立ち上げた新事業を

初めてご利用くださったお客様(新婚カップルさん)に

初めての納品です。

郵送という手もあったのですが、お目にかかって渡したい。


紅はこんな時は着物です。

紺色の絽の小紋に麻の半幅帯を締めて。


駅まで5分ほど歩くのですが

なんだか足もとがパカパカ・・・?


夏場は足袋をはかずに下駄をつっかけていることが多いので

久しぶりに履いた夏用草履の右足の前半分のゴムが。 ´д` ;

はがれてました!


こういうことってけっこう

「あるある」

なんですが

自分の身に降りかかると

困る。(^◇^;)


家に戻ると待ち合わせまでに間に合わない。

カバンに忍ばせている「瞬間接着剤」を使うことに。


ひとけのない道の片隅で(キモノ着て変な人です)

瞬間接着剤のフタを開けて

おもいっきり草履に塗ると

左手の薬指に接着剤がベットリ・・・

指から接着剤が離れなくなりかけたのを慌ててはがし

接着剤のフタを締めて

薬指を乾かしながら

電車に乗りました。


電車は意外と混んでた。


待ち合わせ場所に着いてホッとしていると

お客様がお二人で。


嬉しい再会 ( ´ ▽ ` )ノ


納品をすませると

「至れり尽くせり」

「アットホーム」

流れ作業ではない時間が良かったと感想をいただきました。


これこそが

私たちの仕事の真髄で

忘れてはいけないことなんだ。


いいお仕事をさせていただくと、みんなが嬉しい。


その嬉しいを

増やすために

広報と集客が待っています。

これが難問 (⌒-⌒; )


だけど今日はちょっと

仕事が一件仕上がった開放感に浸ろう。


新しい仕事を立ち上げて

お金をいただくことは

とても

険しい長い道のりなんです。

神経もかなり酷使しています。


結婚式場でのバイトで

着付けをさせていただく時には

係りの人に案内されたお客様と対面して

着付ける間の30分程度のお付き合い。

その後お目にかかることは

二度とないんじゃないかな。


紅はこういう仕事が

淋しいと

感じます。


一人でも淋しいっておもうことはない人なのですが。


だから自分で仕事を作ります。


昨晩

二年ぶりくらい前に着付けをさせていただいた

お客様から電話がきました。

「9月に着物を着るんだけど何がいいのかわからないので見にきてちょうだい」

困った時に思い出していただける

こんな依頼は嬉しいです。


日々出会う人たちは

きっと

着物人 予備軍なんだな。


世界は可能性に満ちている・・・


今日の写真は

猫用の手作りエリザベスカラー

色違いで作ってみました。  


そうそう、

おととい洗った夏着物

やっぱり縮んでしまって

着物には戻せないみたい。( ;  ; )


20年くらい前に古着で買った時からちょっと傷んでいて

ツギを当てながら着ていたので

仕方ないかなとは思うのですが。

でも

洗ったら色が鮮やかになって蘇りました。

「ふ和っ服」を作ろう・・・   紅














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紅
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