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紅の きもの ぐらし 第九週 令和4/1/28

◯このシリーズを書き始めるワケ

紅は布を断つときに 余り裂が 出るのがキライ。

ゴミになるから。

着物は解けば また 元の反物に戻るエコな衣服。

1000年近く 日本人は おんなじ形の着物を着てきた。

ここ40年ほど・・・そう

平成令和で 急速に廃れてしまった。


令和4年の現在でも

ネットや動画に着物の情報は 氾濫しているようだけど

「何か違う」

ってずっと思っていた。

紅が着物と共にくらす

日々の 記録をしておこう

毎日書くネタはないので 

週一くらいのペースで。


こんな 着物の暮らし方もあるんだということを

あなたにも 知ってほしいなって。


#この1週間

着物を着たのは

2回

紅の住む地域にも まんぼうが 出て

いろんなことが 停滞中。


利酒会には 以前、着付けの先生から譲り受けた

白地の小紋を。

小さな紫色の矢羽が染められている。


ちょっと 紅には寸法が大きくて 着付けがうまくいかない。

帯は 母の遺品の 紫色の名古屋帯。

思えば

母は紫色が 好きだったみたいね。


なかなか 締める

タイミングを見つけられないんだけど

塩瀬の木蓮の帯も 江戸紫が素敵。

今から

準備しておかないと

桜が咲く頃には もう終わっている 木蓮。


それと

カルタ会

着物を着る機会を っていうサブテーマなので

ふだん着ではない小紋を

引っ張り出してきた。


紅が大手商社に勤めていた時の 先輩が染めた 

紅型の小紋。

ボーナス叩いて 購入した。

懐かしい 一枚。


それに白地に山が絞ってある 塩瀬の帯。

紅は

本来は、この辺りの着物の着方が一番好き。

ちょっと

おしゃれな ワンピース って感じの。


人目を 喜ばせるっていうのかな〜

道ゆく人が見て 嬉しくなるような。

世の中平和で 幸せよねって感じ。


綺麗な女性を 自分のものってことじゃあなく

契約で縛るのでもなく

綺麗な女子は 公共物って感じ。

ただし

「手をお触れに ならないでね」


#晴れ着

その点

晴れ着とか 正装っていうのは

型に押し込められた 美しさだから

意外性が少なくて 刺激が足りない。


だからこそ

美しいんだと思うけど

その相違の楽しさを 理解できる人が少なくなった。


刺激が氾濫し過ぎているからなんじゃないかと 仮説を立ててみる。


#和裁サークル

はメンバーの お孫さんが感染したそうなので しばらくお休みに。

サークルに来たのは お孫さんと会う前だというから 

紅に感染の心配はないし、とっくに潜伏期間は過ぎている。

だけど

感染の輪が せばまっている実感がある。


#羽織

紅は部屋の中で パソコンに向かう時に

銘仙の羽織を着ている。

セーターの上に。

温かい。


#丸洗い

などの

着物のお手入れの お取次をしている。

もう15年くらい?

それほど

多くない 注文に 対応してくれる。


「お願いします」

って紙袋に入った 訪問着と 長襦袢。

畳んでないので

モコモコと シワが寄っている。


紅は無料で 着物の畳み方をお教えしているので

このお客様にも お教えしたいんだけど。

無理強いになるのは嫌なので、機会を見ている。


おまかせなら おまかせでも 紅はいいんだけど

着物がかわいそうで💧   紅










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紅
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