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閑話休題 冬のソナタ 4 ネタバレあります

おはようございます

着物推しの紅です。

冬ソナレビューいよいよ大詰め?!

ネタバレ って単語を初めて使いました。


〈 グレートマザーのパワーUP化は女性の問題かも の巻 〉

#冬のソナタ

レビュー4回目


ストーリーについて新たに気づいたことは

心理学的な視点から

かなり危ない人物である主人公の母親ミヒが影の主役だということ。

#典型的なグレートマザー

凄まじい破壊と抱擁のパワーを持つ。


このストーリーの親子それぞれの世代の三角関係は一見似ているけど、

親世代のマドンナである主人公の母はヒロインではなく

自分の想いをなんとしてでも遂げなければ気が済まないという

ヒロインの女友達や婚約者と同義のグレートマザーだ。


そのグレートマザーに産み育てられた主人公が今後どう転んでいくかは未知数。

危うく無理心中や堕胎に巻き込まれるところだった主人公。望まれて生まれてきたのではないという現実はひねくれても当然。

でも紅は母親を責める気にはなれない。

母親自体の課題解決もチェーンストーリになりそう。



古来から語られてきた、

青年勇者のドラゴン退治のストーリー(例えばスーパーマリオなど)はドラゴン化したグレートマザーとの戦いによって社会儀礼通過を成し遂げる青年の成長物語とも言われている。

母を乗り超えることによりピーチ姫(妻)を手に入れるという成長ストーリー。


ということはこのカップルの障害を繰り出し続けていくのもグレートマザー=母親なわけ。

チュンサン、泣いてちゃダメなのよ!

彼は何度もあっけなく挫折しかける。

心理学的に見るとアイデンティティの拡散が原因か?

この冬ソナでは戦うのはヒロインであり、主人公としては母から嫁に対象がスイッチするだけのようにも見える。

(ラブロマンスぶち壊し💦 ごめんなさい)


この作品の主人公役がヨン様でなければ殴り倒してやりたい!👊

蛇足だが主人公のパパも情けないなぁ😓

不貞の疑いを掛けられたヒロインのパパの濡れ衣が晴れてよかったけど。

男とは かくも可哀想な生き物。


機械動力が使える現代は生物学的な男性優位はあまり意味がなくなった。

だけど本能的に女性は強い男に守られるのが好きなのよね〜

本能はすぐには切り替わらないから。

だからラブロマンスに惹かれる。

でも、もう現実じゃあない。


だからみなさん

#恋愛につまづく


男達を更生、成長させる役割をヒロインが担っているのかもしれない。

だから運命の相手との再会に

10年かかり

その後の3年が必要なのか。


日本よりも年長者を敬う文化が色濃く残る韓国では母を倒すというイメージを持つことは難しいことなのかもしれない。

いろんなドラマに出てくる母達、かなりがヒステリーでグレートマザー的。


たぶんヒロインも時を経るとヒステリーなママになるんだろう。

できれば可愛いままでいてほしいが。

強敵に立ち向かい善戦を続けるひたむきな姿がどこまでも可愛いヒロイン。

見かけは可愛い。

が、かなり強そう。

グレートマザーに鍛えられ成長しゆくゆくは賢母になれそう。

というのに男は女性をか弱い存在だと測り違えて

「守りたい」

なんて思っちゃうみたいねぇ


そのグレートマザーや賢母が

ヨン様やヒョンビンを生み出すんならそれはそれでいいのか。

かわいいし。

胸がキュンキュンするドラマも必要だし。


日本男児よ負けずに可愛らしさをゲットしてくれ🙏


お嬢様達!

対戦相手を研究しもっと強くなろう!

女性は決して弱くない。


さて、

話が逸れたが

物語のラストに向かいます。

紅はどこかで「ポラリス」が出てくると予想していた。

異母兄妹と誤解した別れの場面で主人公によって海に投げ捨てられてしまったポラリスのネックレス。

紅がボランティアの同期のお姉さんにもらったグッズと同じポラリス。


それで終わりのはずはない。

運命の相手にたどり着くためには

「ポラリスを見つめながら体を羅針盤にして歩いていく」

このテーマが描かれないと落ち着かない。

なのに登場しなかった。


一気見してしばらく頭の中で

「ポラリス」

について考えた。


数時間後に閃いた。

ヒロインが務めていた会社の名前がポラリス

オーナーではなさそうだけど共同経営なのか?

ヒロインにとって

仕事が羅針盤になるということ。


直前に

ふたりは異母兄妹ではないと判明したが、主人公は事故による怪我の後遺症による病気のため自分の命の危険を知り、身を引いて恋敵にヒロインを守るように頼み出国。

なんかカッコイイ話だけど。

ナルシスト。

作品自体20年ほど前になるのか?

破綻なく練られているが古びたのは否めない。


この期間に

恋愛、結婚、家族、性役割、病気などに対する価値観が変化した。

令和を生きる紅だったら病で身を引くことなく、生きる意味に焦点を当てたい。

この、「紅だったら」

という言葉を挟みたいシーンはいくつもある。

ドラマに振りかけてもいいことはなく、色あせて面白くなくなる。

ドラマはドラマの中で危うく成立していればそれでいい。


紅だったらは

現実にカウンセリングを依頼されたときにはとことん戦い方をご指南する技術でもある。

・異母兄妹かも?と疑惑が沸いたら、即、当事者ふたりのDNA鑑定をお勧めする。

(これではドラマにならないが)

たとえ結果が異母兄妹であってもそれを逆手にとって

・家族として一緒に暮らす、一緒に生きていく人生をお勧めしたい。

大手を振って同居できるし配偶者になるよりも、もしかすると幸せかもしれない。

血が繋がっていたら、事実婚のようなわずらしさもない。

宗教や他人に無関心な日本では式を挙げたり子どもを持ったっていいと思う。

道徳的に気になるなら、養子として手続きするとか。

弁護士に相談して抜け道を探そう!

結婚生活が円満に運ぶアイディアはご依頼いただけば随時お伝えし続ける予定です。(カウンセリングも承っています)


冬ソナレビュー

書き出すと止まらなくて今日も2000字越え。

これって名作の証明だと思う。

長くなりすぎてとっ散らかっておりますがまだ続きそう。


今日の写真は

神戸の北野異人館 ラインの館 をお借りして撮影したときに

紅が撮らせていただいたスマホのショットです。

年明けからこっち緊急事態宣言発出でいろんな仕事やイベントがやりにくくなってきた。

自粛生活も再開。

撮影しておいてよかったですね〜  紅


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紅
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