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閑話休題 暑い夏 で知る 川辺の涼

おはようございます
着物推しの紅です。

七月になりました。
猛暑が日本を襲ってます。

〈 紅にできることは ちょっとだけ の巻 〉
#真昼の死闘
先日の お城での結婚式の際に 使用した衣装などを
支度場所に借りた 学校に預けてあった。

意を決して取りに行くことに。

とても 一人で一回で運べるような量ではない。

新郎新婦の着物
和傘2本
被毛線(ひもうせん)
お面 重り 

小さなトランクと 紙袋を持っていったので
そこに 衣装を押し込んで
大きな袋に 傘や被毛線を入れて
なんとか一人で持てそうだ。

理事長に見送られて 学校を辞し
駅に向かう。

電車に乗ると 涼しくて
「電車を選んで 正解!」
って 思っていた。

そういえば

行商のおばさん
が いたな〜

思い出した。

まるで 今日の紅のように
大きな風呂敷に包んだ 荷を背負って
電車に乗っていた。
田舎の荷を 都会に売りにきていた
ってこと なんだ。

令和の人は そんなこと 知らないんだろうな。

 
電車を降りると
そこからが
死闘だった。

#非力
な 紅は スロープと 日陰を探して
コロコロのついた 小さなトランクの上に 紙袋に入れた
新郎の衣装を乗せ 右手で引いて歩く。

左手には 大きな紙袋に
和傘や被毛線 造花や お面
いろんなものを 詰め込んで。

どれも 重たい💧

何メートルか歩いて 日陰を見つけては
やすむ

繰り返して。
ふだんだったら 15分程度の道。

いつになったら 家にたどり着くんだろう?

広い道に出て
遠回りだけど 階段のないルートを選んで
川端に出ると
風が一段 涼しくなった。

水が 空気を冷やすんだろう。

昔の人たちが 川縁で 涼んだ姿を思い出した。

電気を作る
だけでなく
空気の温度を 奪う
システムって できないんだろうか?

手が抜けそうなくらい な 荷物の重さで 
日陰を見つけては 立ち止まる。

何度も何度も 繰り返し
やっと
家に たどり着いた。

首に巻いていた 手ぬぐいに 蓄冷剤を詰めて
冷たいほうじ茶を飲んで
エアコンをつけて涼んだ。

ミッション達成!

それから 
いろんなものを 干したり たたんだり
衣装の手入れにかかりヘトヘト。

紅の仕事は 結婚式の 一日だけでは終わらない

準備 
当日
後始末

今日は 紅を休ませてあげよう。

今日の写真は お城での結婚式
石垣からの お菓子撒き
楽しーい!  紅


よろしければサポートお願いします。m(_ _)m 着物のテーマパークを作るのが夢です。 令和の女性たちにも(もちろん男性も)ふだん着物を楽しんでもらえたらいいなと思って活動しています。 紅