どうしたら着物 の撮影が楽しくなるんだろう? 六(6)
おはようございます
着物推しの紅です。
先日
友人に古い羽織の袖丈詰めを頼まれた。
「家でジャケット代わりに着るの」
〈 使い道を考える の巻 〉
その言葉にヒントを受け
いただいたまま放置していた銘仙の羽織を持ち出して家の中で着てみた。
数十年前に縫われたのであろう羽織は見事なしつけがついたまま。
まだ誰も手を通していなかったものと思われる。
昔の寸法は現代人の中でも小柄な紅にもちょっと小さくて
セーターの上から着ると、腕がニョキッと出て
パソコン打ったり縫い物するのにちょうどいい。
それに
なんと!
あったかい ♨︎
日本の気候風土にあった被服なんだわ。
羽織とウールの着物は
平成、令和の日本では使い道がなく
リサイクル屋さんでもゴミ扱い。
人間って新しいものばかり追い求めて
本当に役立つ大切なものに気づかぬまま
一生費やしてしまう。
お粗末な生き物だな〜
進歩がナンボのもんや
(エセ関西弁)
注:紅は江戸生まれ
今取り組んでいるテーマ
着物の撮影が楽しくなる方法について考えてみよう。
撮影は共同作業なのだから、みんながのびのびできないといけない。
お客様もモデルさんもスタッフも。
誰一人として粗末に扱うことはできない。
紅は代表なんだけど仕切れない人。
潤滑油や緩衝剤に向いていると気づく。
という言葉を思い出した。
空気を読むという言葉が流行ったけれど
読むだけではなくスイッチの切り替えができれば
楽しい時間が過ごせる。
紅は出かけるのが嫌いな人間で
山や海に行くのも億劫だし
遊園地や温泉、買い物すら面倒。
だからお出かけにあまりいい思い出がない。
ある時、親戚のお姉さんとディズニーランドに出かけた時に
スイッチが変わった。
「楽しもうと思えば楽しめる」
長〜い行列もピザや飲み物買って
お喋りしながら待つと楽しい。
状況は変わらなくても楽しむことはできる。
混雑を楽しむ・・・
江戸時代からタイムスリップしてきた人の気分になってみて
並んだ人たちを見たらどんな気持ちになるんだろう?
とか
だから今は
どこにもいかなくても楽しめる。💦
そう、
撮影中に楽しくないことを減らし
楽しいことを増やす。
そうして徐々に
場の空気を柔らかくする。
紅はスタッフやお客様ともその場だけのお付き合いとは思わない。
ずーっとご縁は続いていく。
結婚式はリピーターのいない仕事だけど
お子様のお宮参りや七五三、入学式や成人式・・・
関わらせていただければな〜
と妄想している。
そのためには
日々楽しい紅でいること
・嫌なことはしない
・嫌な話はしない
・嫌な人とは会わない
不平不満は聞かない。暗いニュースは見ない。人を断罪する話は聞かない。
食べ物を選ぶ時は皆さん気をつけているというか過剰反応するのに。
情報や思想も消化に悪いものは見聞きしない。
たとえ
「嫌い」
って言われても
「そうなのね」
と受け留める。
それしかできないんだから。
今日の写真は
プロポーズ
ピークが去って迷いが出たらご相談に乗ります。
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