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紅の きもの ぐらし 第十一週 令和4/3/10

◯このシリーズを書き始めるワケ

紅は布を断つときに 余り裂が 出るのがキライ。

着物は解けば また 元の反物に戻るエコな衣服。

1000年近く 日本人は おんなじ形の着物を着てきた。

ここ40年ほど・・・そう

平成令和で 急速に廃れてしまった。

令和4年の現在でも

ネットや動画に着物の情報は 氾濫しているようだけど

「何か違う」

ってずっと思っていた。


紅が着物と共にくらす

日々の 記録をしておこうと 思った。

毎日書くネタはないので 

週一くらいのペースで。

こんな 着物の暮らし方もあるんだということを

あなたにも 知ってほしいなって。


#この2週間

まさに 戦争の日々

浮き足立っていたのかも。


着物を着たのは2回かな。

どちらもレッスン

紬の小紋と

紅い銘仙

を 着たと思う。


太ったり ちょっぴり痩せたりと

体型変化が目まぐるしくて

補正に困っていた。

とひらめいて 試してみたら

うまく落ち着いた。


それから 和裁サークル

感染症の拡大で 引っ込んでいたのだけど

袋帯の依頼が来たので 手伝ってとお願いしたら

ひっくり返しに来てくれた。

こういうのは楽しいみたい。

帯芯が1本しかなくて 買うにあたって勉強すると

昨今はまともな 帯芯には出会えない らしい。


お仕立て上がりで 売っている帯には 粗悪な帯芯が使われる傾向にあるらしい。


ちょっと慌てていて 

ネットで いちかばちか 帯芯を注文した。

やはり

みたこともない 帯芯???

ってものが送られてきた。


そして

#婚礼着付けのバイト

留袖を七人着せた。

忙しいので 着せたお客様のこと

全員は 覚えていなくて

写真を撮るのに 立ち会うときに


紅が着付けたお客様は 誰だっけ?

って 目をこらす。

それでも 覚えてなくて

後ろを 振り返られた時に 帯を見て 思い出したりする。


外着つけと言って 外で着付けをされてきた方 の

着崩れや 歪みなど 

よっぽどでなければ 直しちゃいけない のが 決まり。

何だかムズムズする。

けど

気を悪くする お客様がいるとかで クレーム予防。


怒りっぽい人が多いのは なぜなんだろう?


兵器よりも ご機嫌良くなる薬や装置を 考案した方が

人類のため?


#お直し

希望で 遠くから来てくださった。

・小さい羽織を 何とか着たい

・預かり物の長襦袢を 他所で仕立てたのと同じように仕立ててほしい

という ご相談だったみたい。


令和の大人の女性は 背が高くて 

かつての 日本女性が着ていた着物を着られる人は数少ない。

紅は その少数派。


この方だけではないんだけど

164㎝ で昔着物を着るのは 無理だと思う。

短い羽織に 余り裂を 継いで欲しい・・・

紅は気乗りしない。

羽織の裾は輪になってるから。


しかも お直しにお金をかけたくない という。

無理難題

たぶん

無理難題を言っているのも わからないんだろうな〜


着物が好きなら 反物から求めて 自分のサイズに誂えてもらうのがいい。

また

古い着物が着たいなら

洗い張りして 縫い直す くらいのことは しようよ。

外食を何回か 控えれば 工面できるお金なんだから。

そうすれば 技術者にお金が周り

着物産業も 細々ながら 続いていくんだろうに。


みんな 自分のこと 近視眼的なことしか みえてないんだなぁ〜



#利き酒会

今日は午後から 利酒会 

紅は 

白大島に 母の形見の塩瀬の木蓮の帯を締める予定。

ついつい 季節に遅れてしまい 出番がないのだけど

京紫の美しい帯

母の人となり 好みを 思い出し

紅の知らない母と 対面する気分。


#着物の畳み方

無料で教えている。

畳めないと始まらないから。


卒園シーズン

ご予約いただいていた方から

「階段を踏み外して 車椅子生活に」

と 連絡をいただいた。


予約が着付けのみだったので キャンセル料はいただかないことに。

スタッフさんをお願いしていると そうはいかないのが辛い。

突然の災難

なるべく励ましたいと メールの文面を考える。

それでも 心に残る卒業式を迎えてほしい。

治ったらまた 挑戦してね。


紅の着物の日々はこんな感じ。

サボってたので 書くことがたくさん。


今日の写真は 紬の着物

柄がなんだか 懐かしく 楽しい。 紅




よろしければサポートお願いします。m(_ _)m 着物のテーマパークを作るのが夢です。 令和の女性たちにも(もちろん男性も)ふだん着物を楽しんでもらえたらいいなと思って活動しています。 紅