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閑話休題 10月になりました
おはようございます
着物推しの紅です。
昨夜はあんまり眠れませんでした。
でも実際指折り数えてみると7時間くらい寝ていたかも?
〈 何かが変わる時 の巻 〉
最近
目覚めたあと、昨日のことが思い出せない日々が増えています。
養老さんの
「昨日の自分と今日の自分は違うんだから」
という言葉が身にしみてわかるように。
年をとるとはそういうことなのか、だから人にも寛大になれる。
最近
ちょっとした気づきがありました。
20年くらい前からカウンセリングを学んで仕事にしたのですが
その頃から「嫌いな人・苦手な人」いないと思っていたんです。
コロナの影響で
カウンセリングの仕事からちょっと離れてみたら
「もしかしたら紅は人の好き嫌いが激しいかも?」
証拠は数々上がってきます。
思い当たることたくさんある。
着付けのプロになることと直接関係ないように見えるかもしれない。
でもきっと大切なこと。
紅はもともと内向的な子だった。
今もきっと変わらない。
一人で起業などしていると、いろんなことをする羽目になる。
多くの方の前でプレゼンしたり、会を主催して司会をしたり。
企画や集客、交渉、打ち合わせ・・・
話をしてもなかなか伝わったという感じをつかめない。
徒労に終わるような
世間を呪いたくなるようなそんな日々も過ごしている。
着物のテーマパークを作りたい
だの
舞台のある老人ホームを作りたい
などと言ってみる。
「お金がかかるよ」
と返ってくる。
そう、
起業という道は、目的に向かって歩み始めたらすでに夢を生きている。
きっとプロセスが幸せなんじゃないかと思う。
叶った後に振り返ると
「ああ、あの時が懐かしい」
なんて。
泣くことはカタルシスになると心理学の授業で学んだ。
ある時から
紅は泣かなくなった。
もともとあんまり泣く子じゃなかった。
今思うと、だいぶ前に失恋した時に大泣きしたのが最後かな・・・
その傷ももう癒えたし、記憶の彼方。
今思うとたいした男じゃあなかった・・・
ま、それはいいとして
失感情症になってしまったのではないかと思うくらい感情の起伏がない。
怒りもないし、悲しみも。
又吉さんの話を聞いていて、おかしいってことはある。
感情はあるようだ。
でも、本当
泣けない。
昨年、22年近く連れ添った猫が死んでしまった時も泣けなかった。
いまだに・・・
素直に泣ける身内を羨ましいとすら思っていた。
それはそれとして
眠れない夜を過ごし明けた今日
何かが変わったような気がする。
もう一歩
優しくなれそうな
優しくなろうと
優しくなりたいと
コロナの影響でなかなか会えなかった友人たちに再会できたからなのかもしれないし、他の要素もあるのかもしれない。
嫌いな人・苦手な人はいない
と思っていたあの日
これからしばらく
自分がどうあるか
優しくあれるか
それを大切にしてみたい。
何が待っているのかな。
今日の写真は
名古屋帯
かなり古いもののようです。
きれいな葡萄の織りが光っています。 紅
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