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細雪 令和考 壱(1)

わっ!

漢字ばっかり

こんにちは

着物推しの紅です。

新テーマになりました。


昨夜、

いえ、暁の夢に落合陽一氏が登場。

なぜ? そんなに馴染みがないのに・・

#落合さん 、また夢で!


〈 細雪に取り組む の巻 〉

いよいよ 細雪が登場

令和的な考察、そんな難しくないものをやってみたいと思う。

ただ

本が見つからない。

むかし、確かに購入した。

一度くらいは読んだ。

そんな空手の状態からのスタート。

#細雪


タイトルから見直してみるか。

という崖っぷちの思いつきで

グーグルで英語とイタリア語の辞書を検索してみた。

細雪は「粒が細かい雪」「チラつく雪」かなっ


こういう調べ物をすると

日本語がいかに自然を細かく繊細に表現してきたかということがわかる。

四季のある日本はヒトが一年中活動できる。

その土地その土地で工夫して四季を乗り切ってきた。

#四季のある日本


だけど、自然破壊が進んだ令和の時代には夏の暑さによる熱中症、冬のウィルスによる感染予防の外出自粛と、閉ざされた生活を余儀なくされるようになった。

細雪も死語かもしれない。

そういえば、むかしヒットした

イルカさんの

「なごり雪」

細雪ではなく、少し水を含んだイメージ。

春先に思いがけなく、ちょっと気温が高くなった頃に空からゆっくりと舞い落ちる。

そう、天からの手紙のように。

#なごり雪


細雪は気温が低くないと降らないだろう。

張り詰めた冷気の中で

水分が少なく小さなダイアモンドの粉に包まれるような・・・

誰でも三割り増しに美しく見えそうだ。


そうそう、辞書によると

snow particles   細かい雪

fine grain   細かい粒子

a little snow  小雪

snow flurry  チラつく雪

こんなところでしょうか?

一番最後の snow flurry が語感がよさそう。


la neve       雪

il fiocco di neve 雪の結晶

ここで力尽きました。

#snow particles


谷崎潤一郎が細雪を書いたのは戦前から戦中にかけてだったと思う。もう知らない方も多いと思うけど、昭和10年代の大阪船場の老舗商家の四姉妹の生活と人生の一部分を描いた作品だ。

昭和の源氏物語といわれることもあるように、谷崎を取り巻く女性たちの物語なのだ。

モデルは谷崎の愛人であり、略奪の末に妻となった女性とその姉妹だそう。

主人公は四姉妹の次女で芦屋の邸宅に分家としての家庭と家族を持つ。

つまり

舞台は大阪船場と兵庫県の芦屋である。

芦屋の図書館近くに谷崎が暮らした古い家が残っている。

#芦屋の図書館よく通ってた


紅がこの小説に興味を持ったのは、自分が暮らす場所が舞台の一つと聞いたから。

関西に来たばかりの初心者だったので

「一度っくらいは読んでおくか。」


ちなみに

紅は江戸の下町生まれ。

関西には縁あって長く住んでるけど、土地勘もなければ言葉もわからない。

谷崎が関東人ということを頼みに考察していきたい。

#紅は江戸生まれ


タイトルだけで長くなってしまったけど

「谷崎が愛した女を、時の流れに蝕まれないままに記銘しておこうと試みた作品」かなと思う。


今回の紅の取り組みは谷崎の真意に迫るものではなく

令和の時代における「細雪」の使い途を模索する作業かなとイメージしています。(多分脱線していきます)


まずは本を手にいれたい。

どなたか貸していただけるとありがたいです。


今日の写真は

色留袖だったと思う。

美しい柄、昔の器物の美しさ。

思いをはせるのはたのしい。  紅






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