閑話休題 ガレージセール 5
おはようございます
着物推しの紅です。
一日おいて、部屋の中がまだ片づかない状態です。
昨日はガレージセールに出ずっぱり。
〈 ガレージセールは どんな場所? の巻 〉
午前中にデスクの袖机と電子キーボードを
紅ひとりで地上に下ろし、ガレージの中に設置。
野菜が届いたので仕分けして値段つけ。
野菜の到着が午後なので開催はどうしても14時に。
門扉を開ける時にちょっと妄想。
開店前に行列ができている!?
現実はそんなことなくて。
山の芋団子入りのお味噌汁と塩むすびの炊き出しは15時から。
「誰か来るのかな〜」
なんて思いながらひとりで過ごす。
紅はピアノ弾けないんだけど、キーボードの電源を入れて音量を最小に。
気になっていた耳に残る歌を弾いてみた。
『続 夏目友人帳』のエンディング
#高鈴 さんの 愛してる だったか・・・?
「・・・もう少しだけ わがままいいですか・・・」
この言葉が気になったのは
紅は「わがままいいですか?」なんて言葉一度も使ったことないな〜
って思ったから。
そんなことしながら店番していると、袖机を運んだせいか肩や腕が重くて力が入らない。今日はもう十分仕事した気分。
誰も来ないな〜
しばらくして、車が止まり友人が最近退院したばかりの友達を連れてきてくれた。
おやつを持って。
元気なお顔を見られて嬉しい。
それから
いつも自転車で通りかかって野菜を買ってくれるママ。
バイオリニストさんだそうで
電子キーボードが置いてあるのを見ると
「ちょっと弾かせて」
って。
「ピアノは弾けないのよ」
って言いながら
機関車トーマスをさらっていた。
ガレージセールを支援してくれるお姉さまが黒ニンニクを作るために
ホットプレートが欲しいというので、使っていないものを差し上げることに。
洗っておいたのを取りに来がてら覗いてくれた。
初対面の人同士、話に花が。
いつも野菜を買いに来てくれる、とっても忙しそうな綺麗なお姉さまに
山の芋団子入りのお味噌汁試食してもらう。
陽が傾きかけた頃に自転車でやはりお馴染みさんが。
通り雨が降ったので
雨宿りがてら炊き出しを。
紅茶も淹れることにした。
お茶飲みながらマスクしておしゃべり。
初対面の二人は
「初対面とは思えないわ〜」
って盛り上がる。
そこに仕事帰りの青年が。
夕食がわりに炊き出しを食べながら
おばちゃま達の話を聞いている。
来週も来てくれるなら彼のために腹持ちの良いおかずも作るかな〜
不思議でもなんでもない日常なんだけど
令和のコロナ下の風景としては稀有な空間なのかもしれない。
紅の懐事情を知っているガレージセール支援のお姉さまが
「あなたどうするのよ?」
って尋ねてくれる。
炊き出しやって持ち出しでしょ。
っていう心配してくれているんだと思う。
紅の持ち出しはわずかなもの。
痛いのは味噌汁を温めるためのカセットコンロのボンベ代かな〜💦
結構すぐにガスがなくなってしまう。
来週はすぐにお湯がわく電気ポットも持ち込むか。
少しずつ 少しずつ 居心地がよくなっていくんだろう。
今日の写真は新郎新婦の正座姿。
これからがスタート。 紅