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どうしたら 着物の色を 身につけられるんだろう? 壱(1)
おはようございます
着物押しの紅です。
〈 色を遊べる着物 の巻 〉
さて、タイトルが新しくなりました。
この「身につける」はお勉強を習得する
という意味ではなく
「身にまとう」
という意味かなと思って書き始めました。
色について
着物の色について知らないことは大変もったいないことだなって思います。ちょっとのぞいてみましょう。
・色と心
色と心が関係しているっていうことは、日常の生活でよくご存知ですよね。
暗い雲が立ち込める日はヒトは動きにくい。心も重い。
青空の日はウキウキて動きだしちゃう。
そのほかにも明るい色、明度が高い色は軽く感じ、逆に暗い濃い色は重く感じます。
ヒトの認知や知覚にはそんな傾向があります。
「記憶色は明るい」
と聞いたことがあります。
この事実、なんだか好きです。
どんなにつらかったことも、記憶になると明るくなる。
人が思い出ばなしをしてしまうのはそんなわけかもしれません。
でも、少し明るくなった過去をベースにして、今日に向き合うのが紅流です。
着物を新たに縫う時に、手芸店で糸を買います。
初めの頃は着物の切れ端をお店に持って行って糸を選びました。
近頃は、記憶色を使い思っているよりひと色明るい色を選びます。
昔と違って糸の種類が減ったので、糸を選ぶ楽しさは激減しました。
ただ、着物の色より濃い色を選ぶというルールもあります。
おーっつ!
文にして初めてわかる、なんという煩雑さ。
着物をめんどくさがるひとの気持ちもわからないではない。(^_^;)
さて、気をとりなおして
色自体にも個性があります。
赤は活動的 青は鎮静 黒は不安 紫は高貴 桃色はかわいい・・・
自然から示唆を得ている部分が大きいと思われますが、人間が便宜的に定めたものあるようです。それも全く理由なく決まったことではなく、様々な理由がありそうです。(紫が高貴なのは、染料が貴重だったからとか)
色とはもともと、光が物体に当たっ時に反射する光線の量によってヒトの目に映る色が違うと聞いたことがあります。
そう考えるととっても不思議な気持ちになりますね。
それぞれの物質が色を持っているのではなく、光のはね返る率とヒトの目の中にある組織(カンタイ・スイタイ)と習いましたが漢字変換できませんでした(^_^;)
これでみんなが同じ色を見ているなんて奇跡ですね〜 (あ、みてない)
そういえば、人間以外の動物は世界を人間と違う色で見ているらしいですね。
なんだか話が合わないな〜ってヒトは、世界を見る目の中の組織の構造や分量がちょっと違うのかもしれません。
それが宗教、人種対立になってヒトが殺しあうのだとしたら、悲しいですが。進化が引いたレールなのかも。
実は
ブログの書き方の講座を読んで
*結論を先に
*三部構成
*見出しを入れる
を取り入れようと思ったのですが
一部「・色と心」のみで1200字書いてしまいました。(^_^;)
続きは明日ということで。m(_ _)m
今日の写真は
ずいぶん古い着物のようです。
色のテーマにちなんで選びました。
「栗梅(くりうめ)」
梅色がかった栗色っていうことですね。 紅
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