閑話休題 着物の未来
こんにちは
着物推しの紅です。
今日もやっぱり着物の仕事に出ていて夕方の記事作成になりました。
〈 仕事って楽しい の巻 〉
紅をもし、分類すると
犬族ではなく
確かに猫族
自覚はないんだけど
もし尋ねられたら明白だということに気づくだろう。
コロナのせいもあり久しぶりに、着付師のお姉さんにお会いした。
仕事を一緒にしていると
なんだかとってもフレンドリー
あれ?
紅は仕事楽しくやっています。
バイトの仕事も、自分の仕事も。
だけどあんまり特定の方と親しくはないような気が。
紅はどんな時でもそうかもしれない。
ある日の仕事終わりかけに電話がなった。
なかなか電話に出られないことが多いので、すぐに電話が取れたのは
これもご縁なんだろう。
結構前に、企業セミナーのイベント時に名刺交換した
素敵な方から。
先日のコラボのお話に続いて
新しい着物の仕事を始めるお知り合いの方に紅を紹介してくださるとのこと。
今は、仕事を一緒にしたいと言っていただける。
そんな時期なのかな。
とにかくお話を聞かせていただくことに。
その日のためということではないけれど
いい機会なので
「着物の未来について」
考えてみたいと思う。
・着物文化が継承されない課題
・日本人が民族衣装を知らない課題
・着物を着ない課題
3ない課題
とりあえずこの3ない課題
ちょっと取り組んでみたい。
先日、参加したパーティーでは
着物を着ている方が何人か。
会場の方から耳打ちが。
「左前の方がいるんですが・・・」
まあ・・・
あ、
左前 ってわかります?
そうなんです。
既にここで難題。
言葉も意味もわからないっていう方が多数だと思います。
左前は着物を着る上での禁忌。
右前に(右手が入るように)着るのが通常で
左前に着付けをするのはあの世に旅立つ時と決まっている。
というわけで
着物に携わる人には強烈な誤り。
生と死ほど違う隔たりがある。
だから左前に着物を着てしまったら、顔面蒼白になって慌てふためいた挙句何とか左前の状態から常の形に戻そうという力が働く。
はずだった・・・
けれど
着物や左前を知らない人にとってはわかるわけない。
「なにか?」
着物文化が基盤にない人たちに
「左前の着付けはNGなんですよ」
って言っても共感を持って受け入れてもらえるのか?
強制力は何もない。
紅には権威もない。
法律で決めているわけでもない。
その方は縁あって紅が着物の着付け直しをさせていただいた。
そう考えてみると
着物は真に危機的状況にあるような気がしてきた。
残された時間は思いのほか短いのかもしれない。
帰り道
なんだかくら〜い気持ちになってしまった。
ねえ!
今日の写真は名古屋帯
山の柄がとても可愛い。 紅