見出し画像

受け継がれる

亡くなった母親は沢山の着物を持っていましたが誰も着ることができないので処分しようと整理している時に、母親が着付け師だったおかげで着物を着ることに困った事がなかった事を思い出しました。

そして将来、自分の子供にも母がしてくれたように着物を着付けてあげたいと思ったのがきっかけで着付けを習い始めました。

習い始めて着物は洋服とは違ってお手入れをきっちりしていれば何代にわたっても着ていけるものだと学びました。

私も自分の着物や浴衣などは持っていなくて、すべて母親のもので着付けてもらっていました。

着物は仕立て直したり、羽織や小物に変えたり形を変えても母親の大事にしていた着物や気持ちが受け継がれていくのはとても素敵だなと思いました。

そして母親の着物が私の子供、またその子供と受け継いでいけたら母親も喜んでくれるような気がします。

そのために私がもっともっと着物や着付けのことを学んで、母親が私にしてくれたように、将来自分の子供達に着物を身近に感じてもらえるような環境にできたらと思います。