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私と着物のここ一年
昨年の今頃、娘と一緒に「いち瑠」の初級コースに入り、
約一年が経ちました。
私は子供の頃から祖母や母に着物を誂えてもらい、
習い事が民謡で、発表会で着ていたので、
七五三以外にも着物を着る機会が多かったように思います。
成人式後は仕事や育児中心の生活になり、
子供たちの入学式や卒業式で着る程度となっていましたが、
子育てもだいぶ落ち着き、
母が買ってくれた帯を自分で締めたくて着付け教室を探しました。
教室はとっても楽しくて、いつも笑いっぱなしでした。
あまりに笑い過ぎて手順が頭に入ってこない事もしばしばでしたが、
締めたかった帯を何とか自分で締めれるようになりました。
着付けを習って良かった事は沢山有りますが、
一番嬉しかったのは、
祖母の70年前の帯を締めて、祖母に会えたことです。
3代にわたって引き継いだ帯のお陰で祖母とも会話が弾みました。
着物や帯のすばらしさの一つは代々引き継げる事だと思います。
私の祖母や母から引き継いだものを、私や娘が着る。
これは凄い事だと思います。
これからも大事にして、いつか御縁で私に孫ができたら、
私からも引き継いでもらいたいです。
その為に着物や帯を傷めない様に着たり、
保管できる様に努めたいと思います。
教室で笑い過ぎた分、極み科になったら
笑えず試験に向けての練習になってしまいましたが、
練習以外の時間は練習の疲れも飛ぶほど
相変わらず先生方とのお話が楽しいので、
これからもずっと、
みんなで明るく楽しく
着物と過ごしていけたら良いなぁと思います。
着物、最高!!