着物にまつわるエピソード
幼い頃から、和小物が好きでした。
中学、高校と「宇野千代」さんの長財布を大切に使っていました。
成人式の際、「レンタルすればいい」という母親と
大ケンカして祖母に泣きつき、
一式何百万もする着物を買ってもらいました。
今考えると最低です。
保管や着る場所のことを考えると、レンタルでも十分だと思います。
数年前、
実家に帰って、母親が
「若い頃に着物を作ったが、一回も着ていない」という話を聞き、
「それ、着てみたい」と言うと、
「着せられないから、習いに行きなさい」と言われました。
その時は「お金もかかるし、諦めよう」と思いました。
それから半年くらい過ぎたころ、
たまたまワンコインレッスンという看板を目にし、
「4回で着られるようになる」というフレーズに惹かれ、
とある呉服店のレッスンを受けました。
もちろん、
4回で着られるようになるはずもなく
(スケジュールが合わないだの、何だので4回受けるのに半年かかった)、
売り込みがメインのものでした。
レッスンもわかりにくく、イライラするだけで終わりました。
それから、どうしても着たいという気持ちが抑えられなくなった私は、
ネット検索で「いち瑠」を見つけ、
「無料体験」を受けることにしました。
それはあまりにも分かりやすく、
「私でも着れるかも」と思わせてくれる内容でした。
まだ、不慣れで納得いく着方はまだまだできていません。
いつかは自信をもって着られるよう、
何らかの形で着物に携わっていければいいなと強く思います。