『洗い張り』少しだけ理解することができた!
何年も前にその頃勤めていた職場で「着付け教室」の案内を目にした時、とても気になり習い始めました。
この時から着付けに興味が湧き、通っていましたがいつの間にか着物から遠のいてしまいました。
しかし昨年、着付けの勉強をしたいという気持ちが起こり、再び習い始め、現在は試験を受けるまでになりました。
タイトルである『洗い張り』少しだけ理解することができたのは… ある日、亡き姑の着物を整理したところ、中振袖を発見。
その着物を教室で見ていただいたら、着られるようにするには金額がかかるので断念しました。
そして…、ふとリメークしてみようと思いつきました。
何を作るか悩みましたが、中振袖の持ち主である義理の姉の孫娘へワンピースを作ることに決めました。
リメークするには、リメークしたい着物をすべてほどき → バラバラになった着物を手洗い → アイロンをすることからでした。
バラバラにしたものは無事ワンピースとして完成しました。
最近になって准一級のテキストを読んでいて『洗い張り』と同じことをしていることに気がつきました。
そして、~仕立て直しをするため、きもの寸法変更や八掛交換をする際は最適です、の文章にとても納得できました。
今日着物をばらばらにしたことによって、反物から直線で切り取ったパーツを縫い合わせた平面構成により造形されたものだと知りました。
リメークはとても勇気が必要でしたが、着物の構成がよくわかり、とても楽しかったです。
着付けをもっと勉強し、人に自信を持って「着物が着れます。着せられます」と言えるようになり、日本伝来の衣服、民族服である「着物」と共に生きていきたいと思いました。