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「意識」してるか否か?精神論っぽいけど。

「トースト」問題のあらまし

呼び方あれこれ


「またトーストマスターズクラブのネタかよ」と思われるかもしれない(笑)・・・けど、大丈夫。実際のクラブ運営とか内部の話では、ない。

一般的な話に転換可能だと思う。これから登場する「トースト」という言葉を、あなたの身近な事象に関連する言葉に置き換えてくれたら大丈夫!

さて、話を進めてみる。

団体の名称や物の名前、人の名前って、呼び方は正式なものからフランクなもの、あだ名やニックネームというものに至るまで色々あるじゃない?

時と場合によってはかしこまったりニャンニャンな感じになったり。

状況に応じて使い分けることができるのが、まぁ節度ある大人だったりするのかな?

トーストマスターズクラブの呼び方についてもね、まぁ色々とある訳ですよ。

おそらくは「トーストマスターズ」で終わらせるのが正式な呼び方のような気がする。国際本部も「Toastmasters International」という表記になってるしね。「クラブ」というのは(クラブ→エリア・・・という)一つの単位でしかないのかな。所属を語る時のみに使う、みたいなね。

そのトーストマスターズ(クラブ)を、時に人は「トースト」と呼称するのですよ。

そしてそれを「許さない!」という反応をする方も、いる訳ですよ。散歩警察、着物警察に続くトースト警察!・・・というのは少し嫌味な言い方かな?まぁでも、「トースト」と表記することに対して厳しい反応をする方がいるのは事実。

喜餅、お前はどう思うのだ?

自分は警察レベルまでの嫌悪感は・・・ない。そして自分が「トースト」という使い方をしたことは、(記憶が間違ってなかったら)一度もないと思う。書き言葉でも話し言葉でも。「トースト」のところで切る必要がないと思ってるのよね。

使ってる人に対して「何言ってるんだゴラァ!」みたいな感覚はないけれど・・・

「クラブでの活動を通じてコミュニケーションスキルを磨いてるのだから、しっかりとTPO(死語)に合わせて使い分けできたらいいのに」

と思ってしまう。

なんというか自分の会社を「弊社」と言えなかったり、会話をする時に「お父さん」「お母さん」とか言っちゃうのと同じ感じ、と言えばいいのかな。

そういうのが問題ない局面とかもあるじゃない?カジュアルな局面。でもそういうのが許されない・・・とまでは言わない/言えないか・・・「あぁ、そういうことができない人なのね」という見方をされてしまう局面とかも、あるよね。

どんな所作でもご飯を食べることができたらいいじゃん!って感覚の人と、できればお箸の使い方も綺麗で、焼き魚とかも綺麗に食べたいって感覚の人との違い・・・とでも言おうか。
※喜餅は食べ方マジでダメ。焼き魚とかもっと綺麗に食べたい。

そういう使い分けがきっちりスマートにできる人に対する「憧れ」という表現が合ってるのかも。

具体的にトースト問題に落とし込むと・・・これはあくまで喜餅の感覚よ?

カジュアルな会話時 あるよねー!
フォーマルな場(例えば例会での司会とかね) ないかなー!
Facebook の記事投稿 ないかなー!立ち止まれないの~?(だって自分で記事読み直して推敲できるじゃない?)
Facebook のコメント わからくはないけれどぉ~!(一刻も早く、出先からでも返信!とか、チャットみたいな感覚でコメントしてる可能性もあるから)

こんな感じ。

・・・で、そんな喜餅が見かけるのよ。色々と。

ベテランでも「トースト」

「歴」じゃなく「意識」の問題だな

ちょっと前にとあるトーストマスターがSNS(Facebook)で、やっぱり「トースト」って言ってたのよね。

その人はもう(多分だけど)10年以上在籍してるし、コンテストなどでも声がかかるような方。ベテランだよね。

そんなベテランでも、「トースト」なんだよ。「またトーストでお会いしましょう」的なやりとりをしてるんだよね。

それを見て、「あぁ・・・これはもう、時間とか歴とかそんな話じゃなくて、姿勢を矯正したり『あーうー』を減らすのと同じ、意識の有無だな。意識の有無は、そこに意義や意味を感じてるか否か?だよなぁ」と思ってしまったのよね。

だってここで話題に挙げた方、めっちゃ優秀な方なんだもの。そんな方でも意識してなかったら(そこに価値観や意義を見出してなかったら)使い分けないってことでしょう?

猫背や巻き肩って、矯正のためにまずは「意識」なんだよね。

筋トレだって、鍛えてる箇所をちゃんと意識しなさいって言うじゃない?「今、自分は〇〇筋を鍛えてるんだ!」みたいな。

精神論っぽくてよくないかもだけど、意識して毎日を過ごすのとそうでないのとでは、一年後二年後には大きな差となると思うのよね。

この記事では、読者のあなたに無理矢理に「意識しろ!」と言うつもりはない=精神論じゃないよという意味ね。

あなたが「あぁ、これ重要だな」と思えば意識すべきだし。「まぁ、でも別にトーストでもいいし」だったら意識しなくても・・・というよりそこに意義を見出せてないだけで。

じゃあ、どうすれば意識できる?

話してる時の「あー」や「うー」を、(クラブミーティングにおける)「あーカウンター」という役割の人が数えて報告するように「トーストカウンター」みたいな存在を置くといいかもね。

「喜餅さん、今日のSNSで、喜餅さんは3トーストしてました。Facebook の記事に『トースト』と入れるのは、使い分けたいと思っていらっしゃるなら避けた方がいいですよね」

みたいな。

これは誰かに頼む訳だから、自身が「直したい!」って意識してないとダメだよね。指摘する側も、辛いもの。

自分だけでやるにはどうすればいいのかな?

日記に書く、とかね。

日記の冒頭とか終わりの箇所に「今日のトースト 1」みたいな感じで振り返りを入れてみる感じ。

どうだろうか?

自分は昔、(小児喘息を持っていたこともあって)猫背で。姿勢をよくしたいということでリュックを背負う時にいつもリュックを壁に見立てて腹筋を意識したり、街を歩いてガラスに映る自分を見つけるたびに姿勢をチェックしたりと、注意してたかなぁ。・・・って、今でもそうだな。緊張すると肩が上がるから、肩を落とす(リラックスする)ように意識してる。

読者の中で「私、こうやって脱・トーストができました!」なんて方がいたら、是非その方法をシェアして欲しい。・・・ってか、「トースト」の箇所を「猫背」とか「タバコ」とか「貧乏ゆすり」などに置き換えてもらって、その克服方法を紹介してもらうのも、アリ。

実は「愛着」とか「親しみ」説かも?

それほど大事(おおごと)と思っていないかも?むしろ・・・

「うわぁ~喜餅・・・小姑みたいwww」なんて思いながら読み進めた方も、いるかもしれないなぁ。「そっかぁ、何気にトースト言ってたわぁ」なんて人も、いるかも?

まぁ、それほど大きな問題じゃないんじゃない?って見方、だよね。

何度も言うように自分はトースト警察じゃないからさ、別にトースト言ったって眉をひそめることもないよ。実際に直接会って目の前で何度も何度も「トースト」言う人とかいるけど、指摘しないし。

あっ・・・むしろ自分は英語例会で単数にしないといけないところを Toastmasters って複数にしたり、複数にしないといけないところを Toastmaster って単数にしちゃうことの方が気になるかなぁ。特に「トーストマスター〇〇」とコールする時とか。

Please join me in welcoming Toastmaster Kimochi with your big hand!

こっちの方がガックリくるかも(笑)

・・・で、この記事を書いている時に「あれ?ひょっとしたら・・・」と思ったのが「愛着説」というもの。

「トースト」ってのは言ったことないけど、高校時代に所属してたフォークソング部(実体は軽音楽部)を「フォーク部」って言ってた!

だって青春の三年間をフォーク部に捧げてたもの!=子どもだったもの!

フォークソングとフォークは別物だよね。ヘタすると民族のフォークじゃなくて食器のフォークになるじゃん?でも、結構平気で使ってたと思う。

ま、まぁ・・・オフィシャルな機会は(全国大会に出場したことで校内の賞をもらった時以外は)ほとんどなかったからかもだけど。

喜餅を「喜餅さん」から「きもっちゃん」「きもっち」なんて感じに親しみを込めて呼ぶように、トーストマスターズもひょっとしたら親しみを込めてトーストなんて呼んでたりするかも。

そうなると(呼び方をTPOに応じて使い分ける)意義とかは、愛情に負けるよなぁ~なんて思ったり。

実際に「トースト」という呼称を使っている人は、どうなのだろうか?聞いてみたいものだ。

この動画を観たら、ちゃんと正式名称で呼ぼうと思った(笑)

たまたま ABEMA の YouTube チャンネルで「Wikipedia」についての番組が動画として up されてて。

そこには Wikipedia の管理人さんの一人が出演してて、Wikipedia の舞台裏や使い方・Wikipedia の捉え方などについてお話をしてくれてるのだけどね。

面白かったのが「Wikipedia を Wiki と略さないでほしい」という管理人さんからのリクエスト。「Wiki という皆で編集するシステムを使った pedia (ギリシャ語からの派生 教育といった意味→辞典へのつながり)」だそうな。だから「Wiki」だけで言及すると違うものの呼称になってしまうという。

それを管理人さん、こんな例えを使ってた。

Wikipedia を Wiki って呼ぶのは、利尻昆布を利尻って呼ぶようなものです

下のリンク内から引用

この言及に対して「おぉ~おもしろい!」と、ココロの針が少しでも振れた人は、案外と脱・トーストができるのではないかなと思ったりする。

動画内11分20秒あたりの発言。よかったら見てくださいな。

・・・ということで、なんらかのクセや行動を矯正・修正するには、まずは意味・意義を感じること、そして常に意識をすること。意味や意義を感じることが悪ではなく、ひょっとしたら愛情からのカジュアル表現なのでは?なんて話でした。

それでも、フォーマルなところではスーツを着たりするように、着こなしを変化させることができたら・・・っての、喜餅としては憧れるなぁ(笑)






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