ランガファイナルの感想及び思い出話
2023年3月25日(土)僕がひっそりと応援していた声優ユニット「Run Girls,Run!」の解散ライブが行われた。
Run Girls,Run!(通称ランガ)は声優の林鼓子、森嶋優花、厚木那奈美の3人で構成されており、元々はTVアニメ「Wake Up, Girls!新章」の劇中でWake Up, Girls!(通称WUG)の後輩ユニットとして登場し、4年前にWUGが解散した後もTVアニメ「キラッとプリ☆チャン」の主題歌アーティストを務めるなどの活動をしていた。
この辺は公式サイトやwikiをみていただきたい(他人任せ)
元々自分はWUGのファンだったので、ランガは合同イベントやフェスで何度か観ていた。
最初はまぁ頑張っくれぃ(適当)みたいな感じだったが、2019年2月2日(土)に開催された
「i☆Ris&Wake Up, Girls!&Run Girls,Run!バレンタインLive2019」にてパフォーマンスを観た時
「ワンマンも行ってみようかな」と思ったのは覚えている。
そして2019年8月4日の
「Run Girls,Run! 2nd Anniversary LIVE 1.2.3ジャンプ!!!」昼公演に参加し、それがマジで楽しくて今後もランガに通おうと思った。
その頃はまだ特に推しメンは決まっていなかったのだが、そこからTVアニメ「キラッとプリ☆チャン」を視聴し、紫藤めるを演じる森嶋優花さんに感銘を受け、今に至る。
前置きを書けば書くほど懐古が止まらなくなりそうなので、そろそろファイナルライブの話に移っていこうと思う。
【解散、ファイナル発表の経緯】
解散発表があったのは2022年7月25日、5thツアー仙台公演が1週間前に迫った頃だった。
公式からのツイートでそれを知った時は正直「まぁ遅かれ早かれこうなるか……」という気持ちと、シンプルに悔しいな、いやだな…という気持ちが入り乱れた感情になった。
ツアー仙台前日には森嶋優花さんとのお話会に参加したのだが、解散の話に触れることが出来ず僕は「であいもんがさァ!」と、森嶋優花さんが出演されていたTVアニメ「であいもん」の話をするほかなかった。
であいもん、GOD ANIMATIONなので絶対観ようね。
ツアーには仙台昼夜、東京昼夜の4公演に参加しました(大阪も行きたかった……)
ツアーの内容はとても素晴らしく、とにかく楽しかったという記憶が強い。
特に夜公演、仙台にしろ東京にしろ(これはファイナルもですが)夜公演のメンバーの仕上がりが凄まじく、連番者といつも「夜公演最強過ぎて昼がリハに見えてきた」なんて話していた(言い過ぎ)
解散するなんて勿体無いな、と思った。
そしてツアー東京夜公演にてファイナルライブの日程と会場が発表。
日程は2023年3月25日、会場は山野ホール(キャパ約800)
おそらく全てのランガのオタクが「ファイナル山野ホールは流石に狭すぎ」「運営やる気無さすぎ」と言った感じで文句を言っていたと思う(山野ホールに罪はありませんが……)
それが発表された瞬間のツアー東京会場は、なんとも言えない空気感が漂っており、何よりファイナル発表の文面を読み上げた林鼓子さんの声がどこか悔しそうだったのが印象的だった。
【ランガファイナル in 山野ホール到着】
ランガファイナル当日は生憎の雨だった。
こんな日に降らんでくれよ……と思ったが山野ホールの入り口付近は雨を凌げる屋根付きのだだっ広い吹き抜けの空間になっており、皮肉にも会場がここで良かったと少し思ってしまった、ほんの少しだけ。
自分は昼夜共に特典付きチケットが当選しており、特典は会場にて引き換えとのことだった。
なんですか、これ。
某ファイナルでもこんなんぶら下げてたな…
ちなみに僕は事前物販でTシャツとパンフレットを購入していたのですが、ライブ当日までに家に届きませんでした(正確にはアニメイト新潟で受け取る手筈になっているのですが、これを書いている日にようやく届いたとの連絡がありました。)
新潟って他国なん?
最後くらい何かグッズ身につけて行きたいな……と思い結局現地で追加でタオルとリストバンドを購入してしまいました、お金マジで無いのにね。
【Run Girls,Run! FINAL LIVE 〜新しい道の先へ〜 開幕】
全曲振り返りは私の貧相な語彙力ではとても持たないので、印象的だった場面をピックアップしていきたい
セットリストはこんな感じ
開幕3曲が最強過ぎる。
M1.カケル×カケル
M2.スライドライド
M3.キラッとスタート
天晴れ、そうあるべきだよなといった感じのセットリスト。
俺がセットリスト組んでもこうなってたと思う。
そしてまさかの新衣装での登場。
あの運営にもまだ新衣装とか用意してくれる心があったんだと驚き半分嬉しさ半分って感じでした。
夜の部のカケル×カケル、演者もオタクも仕上がっていて最高の空間だった。
もう最後だし何でもアリやろ!と言わんばかりに全人類が跳んでいて、過去最高に治安が悪くて最高だったね。
「1×1×1で1つに」ってフレーズ、何回聴いてもめちゃくちゃ良いよね……
スライドライド、間奏で森嶋優花さんが「ファイナル行くよっ!」と煽ってきた時は感情が昂ってしまい、涙目でマサイをしていました(あの感覚大好きなんだよね)
キラッとスタート、最後のガチ恋口上を森嶋優花さんに捧げてきました(連番者の「なになに〜!?」が迫真過ぎて笑ってしまい途中で噛みましたが……)
プリ☆チャンメドレー
メドレーだけど全曲フルコーラス!偉い!(avexの悪癖であるショートメドレーに悩まされてきたので…)
ツアー大阪に行ってないので久しぶりのキラリスト・ジュエリストとダイヤモンドスマイルは身体に染みました、名曲過ぎる。
個人的ハイライトは昼の部のドリーミング☆チャンネル!の森嶋優花さん、完全に紫藤めるを降ろしていたね。
例を挙げるとAメロの「いつでも期待感でいっぱいだよ」という部分
「いつでも期待感でいっぱいだYO♪」←こんな感じで凄くめるめるを感じる元気でノリノリな歌い方をしていて最高(これ伝わってるかな……)
四季曲メドレー
サクラジェラートのイントロなんか短いな……と思っていたら案の定short ver.メドレーでしたが、全曲詰めるなら流石に削るしかないか……という感じなので全然OK
後のソロ曲メドレーもワンコーラスで全曲詰め込んでいて、昼夜なら分ければいいじゃんと一瞬思ったけど、よくよく考えたら夜の部来れないオタクも結構居るっぽいし配慮はされてるんだろうなと感じた。
僕はスノウ・グライダーが1番好きで、その中でもDメロの厚木那奈美さんの「もういいの」が狂おしい程好きです。
昼の部の厚木那奈美さんは気合い入り過ぎて空回ってる感じがしていましたが、この部分はバッチリ決まってて200万点。
夜の部はめちゃくちゃ仕上がってて200億点でした。
四季曲メドレーの後、メンバーがステージから履けて幕間映像が流れる……のですが、昼の部では全員その流れをすっとばしてMCを始めていて、盛大にとちってて笑ってしまいました。
やっぱり昼の部ってリハなのかな。
Break the Blue!!
フェスとかも含めると多分ランガのライブで1番聴いたんじゃないかと思うし今更言及するもんでもないかもですが、やっぱこの曲大好きなんですよね。
僕って振りコピあんま得意じゃないんですけど、この曲は多分ランガの曲で1番ちゃんと踊れる気がする(サビだけですが……)
散々擦られていた楽曲ではあるので途中で飽きがきていた時期もありましたが、やっぱランガのライブにはこれがないとなーーーと思うし、もう一生聴けないのかと思うと本当に辛い。
ちなみにM11以降ではメンバーがもうひとつの新衣装を身に纏ってパフォーマンス
まさかあの運営に新衣装を2着も用意してくれる気概があるとは…………。
RADIANT
ソロ曲メドレーのラストが林鼓子さんの点とミライだったので、これ次絶対RADIANT来る流れだ……と構えていたらイントロで大絶叫。
この曲マジで最強だと思うんですよね。
去年この曲のMVが公開された時は
「Run Girls,Run!マジで始まったな!!!この曲とミニアルバムで爆売れしてくれ!!!」
と思いました。
ツアーの時もBreak the Blue!!アウトロ終わってからノータイムでRADIANTのイントロ流れてきて絶叫したし、こだわってセットリスト作ってるのが伝わってくる。
2サビ前の森嶋優花さんの「Get Set,Go(ドヤ顔)」狂おしい程好き。(ドヤ顔というかドヤ声?)
収録の時めっちゃこだわって録りなおしたみたいな話してた気がする。
Believer Switch→無限大ランナー
いよいよライブも終盤か……と感情になってしまうゾーン。
Believer Switch良い曲過ぎて笑顔が止まりません。
言語化しにくいんだけど、これぞランガの曲!って感じがたまらんですよ。
落ちサビの林鼓子さん「寂しがりやも」の部分、本当にどこまでも伸びていくような声に毎回涙腺をやられます。
無限大ランナー、実は音源聴いた時そんなに刺さらなかったんですよね。
ですが、4thツアーの仙台公演で実際に生で聴いた時「良い曲過ぎワロタ!」「振りコピ楽しすぎワロタ!」
といった感じでドハマり、今では本当に大好きで大切な曲になりました。
振りコピ楽しすぎワロタ…………。
never-ending!!
アンコール1曲目これなのズル過ぎるでしょ。
ズルいって……………………。
「まだ物語は終わらない 未来へと__________」
MC:手紙
アンコールのMCでは、メンバーそれぞれが手紙でそれぞれの想いを話してくれました。
俺、この流れ知ってる…………
ざっっっっくり言うと昼の部ではメンバーやファンへの感謝、夜の部ではこれからの活動の決意表明のような内容になっていたかな。
特に心に残ったのが森嶋優花さんが言っていた言葉
漠然とステージに立ちたかったわけでもなく、人前に出たかったとかでもなく、私は"声優"としてステージに立ちたかった
おおよそこんな感じの内容だったと思う。
森嶋優花さんを推すに至る決定打となったのがプリ☆チャンにおける紫藤めるの演技及び、プリのライブで紫藤めるとしてステージに立つその姿だった僕にとって、その言葉は本当に嬉しいものだった。
あぁ、この人を信じて応援してきて良かったな。
そう思った。
ランガリング・シンガソング
好きだよ、好きだよ
マジでこの曲愛おしいわ…………。
「赤 水色 オレンジ色さ」←ここでメンバーが手あげるの可愛い
「かけたらピンクになった」←本当に天才
落ちサビの「Run Girls,Run!」オタク大合唱、マジで気持ちよかったし、全力で叫んで声裏返った。
からのラスサビ跳びポからのタコマサイ、この時点でもう足の裏の皮が限界迎えてたけど構わず一心不乱に跳びまくった。
本当に楽しかったな……。
Wアンコール・カケル×カケル
「Run Girls,Run!!!Run Girls,Run!!!
Run Girls,Run!!!Run Girls,Run!!!」
ランガリング・シンガソングを歌い終えて歓声に包まれた会場に、間髪入れずにそのアンコールは響き渡った。
その想いに答えてのカケル×カケル、これが本当に最後の1曲。
演者もオタクも、会場全体が同じ感情で一体化したようなあの空間はもはや異次元だった。
足の裏の皮はもう既に死んでいたが、構わず一心不乱に跳び続けた。
本当に楽しかったんだよな、純粋に。
これまでのランガのライブの中でも文句なしでぶっちぎりのベストアクトだった。
本当にありがとうございました。
あとがき
僕はランガの現場は結構ヘラヘラ通っていた節がありましたが、それでも僕なりにホームみたいな現場でした(知り合いは全然居ないけど)
なんだかんだ結成された頃から知っているし見てきたグループだったので、雑に通っていたなりにも思い入れは強いかも。
やっぱり寂しさと虚無感は結構ありますね。
これで声優オタクも引退か……と思ってたけどこれ4年前WUG解散した時も同じこと言ってたんだよな。
はい、僕は生涯女性声優のケツを追っかけます。
今までありがとう、そしてこれからよろしく________
(言いたいだけ)
御三方の今後の活躍を願って、このブログを締めたいと思います。
ここまで読んでくださった方(居るか分からんけど)
ありがとうございました。
敬具
2023.3.25 @kimo_otaku1029
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