忘れていた恋心を取り戻す
恋愛小説を書いてみたいなと思って、プロットまで出来たものの、どこか違和感があって筆が進まず……
こんな時は、他の人の作品を読もうと思い立ち、今回は漫画に手を伸ばしてみることにしました。
漫画を読むのって十数年ぶり?
とにかくえらく久しぶりにコミックを購入することになりました。
コミックサイトの一部ネット無料配信という沼
ここ数日、コミックサイトの広告にまんまと引っ掛かり、一部無料の沼にハマってました(赤面)
ただ、続きが気になるものの課金までには至らず、ひたすら無料配信されている部分を何作も読んでいたわけです。
そんな中、心が揺れる作品と出会いました。
岩下慶子さんの『リビングの松永さん』という作品です。
https://www.amazon.co.jp/リビングの松永さん-KC-デザート-岩下-慶子/dp/4063659097
完結しているし、そもそもデジタルで漫画を読むのは性に合わないというか、世代じゃないってことで、コミックを買うことにしました。
色気のないコミックの買い方をするようになったな
この作品は全11巻で完結しています。
本屋さんで漫画買うとかいつぶりだろう。ちょっとドキドキする。
とりあえず1〜5巻を買ったのですが、その日のうちに全部読みきりました。
次の日また同じ本屋さんに行って残り6〜11巻をいわゆる大人買い。
あー自分もこんな色気のない買い方ができるくらい大人になったんだなと寂しく感じました。
子どもの頃は限られたお小遣いで、1ヶ月に1冊くらいのペースでしか買えなかったよな〜
それでも本屋さんで目当ての漫画を買うのがどれほど嬉しかったことか……しみじみ。
少女漫画のキュンキュンで恋心を思い出す
『リビングの松永さん』はシェアハウスを舞台に、高校生の主人公ミーコと10歳年上の松永さんの恋愛模様を描いた作品です。
女子高生って自分にとっちゃ遠い過去の話。
でも、ミーコちゃんがピュアな恋心を思い出させてくれたよー(T ^ T)
高校生ぐらいの頃って、年上の男の人に憧れて、背伸びしたり、傷ついたり、一喜一憂して……
あー恋愛ってこんな感じだったよな。
いつからかトキメキなんぞ忘れてしまったよ。
家庭とか仕事とか、忙しさに追われていると忘れがちだけど、恋愛感情ってとても大切なものだと思います。
キュンキュンしたり、切なくなったり、心を思いっきり揺さぶる感じの純粋さを突き詰めた作品、私も書いてみたいなって思いました。
創作活動において、普段手にとらないようなジャンルでも触れてみるって大事だなと痛感させられた出来事でした。
おまけの話
『リビングの松永さん』の作者、岩下慶子さんのお子さんはたぶんうちの息子と同い年。
ママさんが漫画家として活躍されているの本当尊敬しますし、勇気をもらいました。
私もたくさんのことに挑戦していきたいな。
これからも岩下先生、応援していきます。