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白金きんもち
福岡白金で、いわゆる、和食居酒屋なるものを営んでいる。
代表である私は、福岡朝倉の出身。
朝倉という地域は、農業が代々盛んな地域。農村地帯、平たくいえば、田舎だ。
気候や土壌に恵まれ、県内でも指折りの農地。
「博多万能ネギ」は幾分古い話にはなるが、青果物においてはかなり良質なモノを生み出している。
私を育ててくれた大地へ感謝、恩返しの思いを込めて、2020年1月31日に、白金きんもちを開業した。使用する野菜類の9割が、地元朝倉のモノ。生産者が作り出すモノの価値を最前線で伝えていく場所であり、純粋にそれを消費し生産者に還元していく場所が必要だった。
まだまだ認知も低い、消費量も少ない、そんな状態ではあるがそれはこれまでもこれからも常に課題だ。
野菜不足、野菜は脇役、野菜嫌い、など
なんだかネガティブな表現が一般化している様な昨今、どうにかその概念を覆すことができないか、と、一念発起して独立に踏み切ったわけである。
とはいえ、最初からこの様な強い思いがあったかと言われれば、そうでもない。気づいたらそうなっていた、という部分も多い。
開業直後のコロナの大流行もあり、免疫力に関しても、物事の考え方にしても、ヒトとしての真価が問われる時代が来た。分断は既に始まっている。
野菜の重要性、栄養学、食そのもの、、
根本的に、口から入るモノの重要性から、それが身体に及ぼす作用、もっと言えば環境保全などまでを考え、私はそれを、食を提供する飲食店(飲食業)のミッションであるべきだ、として弊店のスローガンとして掲げている。
私はまだまだ不勉強ではあるが、朝倉の農業に関しても、いや、日本の農業に関しても、世界的に見ると相当量の改善箇所があるのは歴然だ。
儲かる為に、というよりは、もっともっと根本の地球への負担や、ヒトへの影響を考慮した上での改善点。このままでは、日本の農業も、地球も危ない。私自身、具体的な行動を起こせるまで勉強を積まなければいけない。
白金きんもちは、この思いをメインエンジンとして運営している。