アイスジグでシーバスを釣った話
9.17-19の日程で九州の海沿いに出かける用事があったため、ついでに釣り道具を持ち込んで海釣りをすることとしました。事前にミノー、ワームと各種海向けルアーを買い込みましたが、その中にラパラ「ジギングラップ(9g,シルバー)」も含めてみました。アイスジグと称する、本来は冬の氷の張った海や湖での穴釣りに使用するルアーの一種です。そうした目的のルアーですので、竿を縦方向にしゃくってやると、チョンチョンと独特の目立つ動きをし、肉食魚を魅了します。
さて9.18、朝からいそいそと釣り場の堤防に足を運びました。
堤防には他に5~6人の釣り人が既におり、ちょくちょく釣れているといった状態。私も負けじとミノーやワームを試してみましたが、魚の反応はありませんでした。
一度宿に戻って休息したのち、日中に再度釣り場の堤防に足を運びました。
その際は、釣り場に他の釣り人の姿はありませんでした。まあそうでしょう、真昼間は基本的にさほど魚の活性が高くなく、釣りにくいですからね。
(釣れたらラッキー)程度の気持ちで、ジギングラップを釣り糸に結び、いざ釣行開始です。ルアーに上記のリンク先の「斜め引きF8」のアクションをさせながら堤防を歩くこと30分。「コンコンコン!!」とアタリが来ました。
釣り上げたのは、体長25cm程度、セイゴ級のシーバスでした。
まさか真昼間にかかって来てくれるとは!!予想外の釣果、
本当に嬉しかったです。
まだ幼く、捕食が下手な個体だったようで、ルアーのフックは口元ではなく鼻先にかかっていましたね。上記の写真の通りです。(大きく育てよ!)との願いを込めてリリースしました。
淡水海水問わず、魚の活性が基本的に低い真昼間のルアー釣りはそのルアー選択に本当に悩まされるものです。ワーム等での「静」の釣りを選択する釣り人も多いでしょうが、あえて魚の捕食スイッチを強制的にオンにするようなルアーを用い、「動」の釣りを選択してみるのもまた一興でしょう。
そして、ジギングラップ等のアイスジグは、そんな「動」の釣りに適したルアーの一つ、と言うことができそうです。