ビジネスのサイズが合わない感じがする。
広告代理店のビジネス規模が大きすぎて、クライアントが求めている広告展開に対する期待値とのギャップが目立つようになってきた。
広告表現への技巧や良識のニーズは着実に下がり、メディア効率よりも制作効率のほうが目立つ昨今。考え方として、コスト効率/結果主義が横行している。アプローチとして、コスト効率が良い手法が採用される。その手法が採用されてしまい、もともとあった誰が対応するのか、その属人性を手放す機会が多い。
個人としての技巧の練磨を目指せない組織において、重要なのはフレームワークであり、やり方であり、進め方。になる。
これらHow Toを、どう切り出して、どう調理して、責任を持つか。実はこれが最も求められている姿勢であることを多くの人は知らない。
責任を取る。絵を描く。誰もやりたがらないけど、ビジネスにおいて最も必要な姿勢をいかに持つか。いばらの道で、最初はだれも賞賛しないし、やって意味ない、と言われる部分だけど。我慢して進めるしかないよね。