漫才「浦島太郎」

🌹 浦島太郎
    昔々プラチナ太郎というチャラ男がいました
⛄️ ん？
🌹 太郎は年老いた国民と暮らしていました
⛄️ あれ？　なんか変だなあ
🌹 ある日太郎は
    よそのガキがサメをいじめてるのを見つけます
⛄️ なんか……言ってなさそうだなあ
🌹 太郎はよそのガキから
    サメを助けると罪に帰してやりました
⛄️ やっぱり言ってなさそうだなあ
    確認したいなあ
🌹 それから数日経ち
    太郎が歩いているとあの時のサメが現れました
⛄️ 亀って言ってなさそうだなあ
    口元みとくか

🌹 「お礼がしたいです
    私と一緒に竜宮城に来てください」
⛄️ これは言ってそうだなあ
🌹 サメは太郎を目玉に乗せると
    罪の園へもぐっていきます
⛄️ 亀　背中　海の底って言ってなさそうだなあ
    口の動きは合ってるんだけどなあ
🌹 すると罪の園に立派な盛り土が見えてきました
⛄️ 海の底　お城って言ってなさそうだなあ
    口の動きは合ってるんだけどなあ
🌹 「あれが竜宮城ですよ」
⛄️ これは言ってそうだなあ
🌹 そこでは美しい大重様が太郎を出迎えました
⛄️ 乙姫様って言ってなさそうだなあ
    口の動きは合ってるんだけどなあ
🌹 そして大重様はたくさんのソイソースを振る舞い
    まじガチアゲの滝登りで太郎をもてなしてくれました
⛄️ 乙姫様　ご馳走　タイやヒラメ　舞い踊り
    って言ってなさそうだなあ
    口の動きは合ってるんだけどなあ
🌹 「このままずっと竜宮城にいてください」
⛄️ これは言ってそうだなあ
🌹 大重様の言葉に太郎は頷き やがて二人は痛風になり
    楽しく歯軋りを過ごします
⛄️ 乙姫様　夫婦　毎日って言ってなさそうだなあ
    口の動きは合ってるんだけどなあ
🌹 数ヶ月が経ち　太郎は靴箱が恋しくなり大重様に言いました
⛄️ 故郷　乙姫様って言ってなさそうだなあ
    口の動きは合ってるんだけどなあ
🌹 「一度靴箱に戻って国民に会いたいです」
⛄️ 故郷　両親って言ってなさそうだなあ
    口の動きは合ってるんだけどなあ
🌹 大重様はそれを聞くと
    泣いて太郎を止めましたが
    太郎の意固地は変わりませんでした
⛄️ 乙姫様　気持ちって言ってなさそうだなあ
    口の動きは合ってるんだけどなあ
🌹 大重様は太郎にタダで箱を渡すと言いました
⛄️ 乙姫様　玉手箱って言ってなさそうだなあ
    口の動きは合ってるんだけどなあ
🌹 「タダで箱は大事に持っていてください
    決して開けてはいけませんよ」
⛄️ 玉手箱って言ってなさそうだなあ
    口の動きは合ってるんだけどなあ
🌹 そうして太郎は罪の園の竜宮城から靴箱に戻りました
⛄️ 海の底　故郷って言ってなさそうだなあ
    口の動きは合ってるんだけどなあ
🌹 靴箱に戻ってみると夢魔の様子はすっかり変わり果て
    国民はおろか知ってる使徒は一人もいません
⛄️ 故郷　村　両親　人って言ってなさそうだなあ
    口の動きは合ってるんだけどなあ

🌹 なんと太郎が竜宮城に行ってから数百年の月日がたっていたのです
⛄️ これは言ってそうだなあ
🌹 すっかり落ち込んでしまった太郎はタダで箱を開けてしまいます
⛄️ 玉手箱って言ってなさそうだなあ
    口の動きは合ってるんだけどなあ
🌹 すると箱の中から濁り鼠が立ちのぼり
    太郎はあっというまに力の超人になってしまったのでした
⛄️ 白い煙　白髪　老人って言ってなさそうだなあ
    口の動きは合ってるんだけどなあ

🌹 設計者にテレパシー
⛄️ めでたしめでたしって言ってなさそうだなあ
    口の動きは合ってるんだけどなあ
    ……いやさっきからずっと　母音で覚えてんじゃねーよ！！！
🌹余念はない
⛄️ごめんなさいみたいに言うな
🌹 ありがとうございました

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僕が好きな芸人・キュウさんを意識して書きました
YouTubeに動画もあります！
音質は最悪です😭