漫才「推理小説」
⛄️ どうもー
🌹 どうもです
⛄️ よろしくお願いしまーす
🌹 今、小説書いてるんですよね
⛄️ いいね、僕好きですよ
東野圭吾さんとか湊かなえさんとか
🌹 ミセステリーが好きなんですね
⛄️ ミステリーね? そのミス、ミセスじゃないから
勝手にテリーを人妻にするなよ
🌹 いい男ですね
⛄️ テリーに恋心抱いてるわけじゃないよ
その小説、読み聞かせくださいよ
🌹 犯人が誰か探る推理物なんです
⛄️ なるほど、面白そうですね
🌹 この物語をおでんツンツン男に捧ぐ
⛄️ そんな奴に捧ぐな! 本編読んで下さい
🌹 ここは三重県伊勢市
二コチンに蝕まれた肺のような夜空には
無数の星が銀歯のように輝いている
⛄️ ちょっと1回止めましょう
🌹 どうしました?
⛄️ 伊勢の描写が気持ち悪いなあ 肺癌と銀歯では雰囲気でないから
🌹 『この家では家族5人が川の字で寝ていた』
⛄️ 2人余分だろ。3人で足りるから
🌹 『父親がR 母親がI 長男がV』
⛄️ 英語!? RIVERで寝てるん?
🌹 『この物語はその隣の家から始まる』
⛄️ 関係ない家なのかよ
🌹 この家には一人暮らしの男がいる。しかし、今はなぜか2人……
⛄️ やっと始まりましたね
🌹 男は頭から血を流し倒れている
彼を見下ろし立ってる男は人殺しの佐々木だ
⛄️ さらっと犯人言うなよ そこが醍醐味!
🌹 佐々木は思った ここは一体どこだ?
この床に倒れている男は誰だ?
俺は今まで何をしていたんだ
まさか俺はハメられたのか? そっか、俺の仕業だ
⛄️ だからすぐ犯人明かすなって
🌹 また俺がやっちゃったんだ
⛄️ しかも常習? 犯人隠した方がいいですよ
🌹 何も思い出せない 頭が老犬の眼球のように真っ白だ
⛄️ また気持ち悪い描写! 白内障の白さはまた違うでしょ
🌹 記憶を辿ろう
確か鍵が開いている一軒家を見つけたんだ
そこに入って通帳、カード、印鑑をかばんに入れた
そのとき住人が帰ってきたから
近くにあったガラスの灰皿を握りしめ、頭めがけて
畜生! ここまでしか思い出せない!
⛄️ それが全てだよ
🌹 とりあえずこの死体をどこかへ運ばなければ
俺が疑われてしまう。重たい体をひきずりながら
なんとか炊飯ジャーの中に押し込んだ
⛄️ 絶対入るかあ!
🌹 頭だけがどうしても入らない
⛄️ 他入ったの? 違うだろ!
そこはクローゼットに押し込んだ、でいいんだよ
🌹 重たい体をひきずりながらクローゼットの中に押し込んだ
右手がはみ出しているが大した問題ではない
⛄️ 大問題だわ しまえしまえ!
🌹 その時、インターホンが鳴った。テーブルテニース
⛄️ ピンポーンだろ。卓球の英訳間違うなよ で、誰が来たんだ?
🌹 「宅急」便
⛄️ 今うまいこといらないなあ
🌹受け取りのサインをお願いされた佐々木は困った
この家の住人の名字を確認していなかったのだ
⛄️ なるほど、これは怪しまれる!
🌹 佐々木はサインを書くことができなかった
しかし恥はかいたのである
⛄️ だからいらんって!
🌹 佐々木のことを疑っているのか
宅配業者は登録しているはずのメールアドレスを求めてきた
⛄️ 絶体絶命じゃん
🌹 佐々木がアドレスを発しようとしたその時
自分が土足であることに気付いた
⛄️ 室内にいるのに靴!
これはもう外部の人間ってことが完全にバレたね
🌹 「さて、ここで心理テストだよ
佐々木が履いていた靴の色は何色かな?」
⛄️ 急に何? 小説に心理テストとかないから
🌹 A 赤 B 朱色 C えんじ さあどれだろう?
⛄️ 同系色! もっと幅をきかせろ
🌹 @docomo……
⛄️ え? 今の心理テスト全部がアドレス?
どんなアドレスに設定してんだよ
🌹 宅配業者 (以下Aと呼ぶ)
⛄️ 急に楽するなよ。
🌹 Aは通報した その直後、Aは突然倒れたのである
⛄️ 分かりにくい で、なんで倒れたんだよ
🌹 あの時のあれが再発したのだ
⛄️ いつのどれだよ!伏線無かっただろ
🌹 まあこういう感じで書いてるんだけど
⛄️ え? 最後まで読まないの?
🌹 残念ながら、ここまではお試し版です
⛄️ 小説にお試し版?
🌹 Aが突然倒れた理由。事件の真相が知りたい方は
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⛄️ たちの悪い商売するな! もういいよ
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単独ライブ「takami」で披露したネタです
本編はこちらから聴けます