山口県の2才児発見について。

ニュースやワイドショー的なものが苦手で殆ど見ない私ですが、このニュースに関しては心配もあり、珍しく興味を持って見ていました。

◾️まるで神隠し⁈
こういう見方をしたら不謹慎かなと思い、どうするか発言を控えていましたが、昨日の山口の2才児発見救出の件は皆さん既にお気付きのように、俗に言う神隠し的な現象です。
ちょうど、こちらとあちらが繋がるお盆期間であり、特に純粋な子供は、ちょっとした切欠で、ひょいと向こう側へ繋がってしまいやすいのです。
トトロのメイちゃんや、千と千尋のようなことで、「たまたま繋がって入りこんでしまった」ことであり、決して、拐われたとか、連れて行かれたという、オカルティックで恐ろしいものではありません。

テレビで発見現場を検証、中継していましたが、自然豊かで、異空間へ繋がりやすい場所のように見えました。

私たちの目に見えている世界は、ほんのごく一部で、常に、すぐ側、隣合わせに異空間があると私は思っています。

◾️男の子が生き延びれたのは何故か?
2才になったばかりの子供が、たった一人山中で3日間も生き延びれるものだろうか?ということを小児科医も、いろいろな観点で言及していましたが、おそらく、あちらの世界で、ご先祖様方に守られ、お世話をしてもらっていたのだと思います。

◾️キーパーソン、スーパーボランティアのおじさん
また、この男の子を発見した、スーパーボランティア尾畠治夫さんが大変な注目を集めていますね。
311をはじめ、あちこちの災害現場でボランティア活動されてきた尾畠さんは、ボランティア仲間の間では有名で「師匠」と呼ばれていたほどだということです。

78才とは思えないほどの強靭な体力と、命の重さを真剣に想う心、紛れもなく、その強い生きる力が男の子を救ったと言えます。

◾️僅か30分で発見⁈
3日間かかり警察も150人体制で捜索していたのにも関わらず、尾畠さんは、山へ入った僅か2、30分あまりで男の子を発見したといいます。

以前に地元の大分でも、行方不明の女の子を発見した経験もあり、「子供の行動心理もよく理解されていて『絶対に上へ上へと行くはずだ』と確信を持って山へ入ったということですが、何故そんなにも早く発見できたのでしょうか?

「よしくーん!よしくーん!」と叫ぶと、「ここだよ」と返事が帰ってきて、すぐに見つけたということです。

私には、尾畠さんの強い生きる力が、この世界に「呼び戻した」んだなとすぐに解りました。

◾️おじさんの強い想いと生きる力
これまで被災地の悲惨な現場で作業してきた尾畠さんは、誰よりも命の尊さ重さを肌で感じてきました。

臨死状態の人に、一生懸命に本気で「戻って来い!」と声をかけ続けたら奇跡的に一命を取り留めたという話は、時々聞きますね。

それと同じように、尾畠さんには、ご自身の持っている強い生きる力と、男の子を絶対に助けるという強い想いが、男の子がいたあちらの世界から、こちら側の世界の扉を開き、呼び戻すことができたのです。

◾️ただ想いのまま行動する
幼児虐待など悲しい事件が多い昨今、このニュースを見て、日本中たくさんの人が、感動し、胸を撫で下ろし、改めて命の尊さを感じた人も多いはずです。
また、男の子を救出した尾畠さんは78才で、これ程までパワフルに、見かえりを期待せずに行動される姿に誰もが力をもらったことでしょう。とくに同年代のシニア世代の方々にも、「まだまだ自分にも出来ることがあるのではないか」と勇気をもらった人も多いのではないかと思います。

人として、ただ当たり前に、純粋に人が人を、未来ある子供を想い、ただその想いのままの行動が一人の子供の命を救いました。
平成最後の夏、このお盆に、この愛溢れるニュースが日本中を湧かせたのは、やはり私には偶然ではないと思えてきてなりません。

元気な姿で無事に発見されて何よりですね。

あなたの魂は、今どのように感じていますか?

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