#3日目「ふたりの音楽」/ つのだたかし、波多野睦美
郡山の「小さな森の和美術館」館長の大島和子さんから「7日間ブックカバーチャレンジ」バトンを受け取りました。
#3日目 「ふたりの音楽」/ つのだたかし、波多野睦美
今、自分と関わっている親しい人たち。
もうすでに、どこで、どうやって知り合ったのかすら思い出せない人もいる。
でも必ず、出逢わせてくれた事柄や、人がいるわけで、すごいなあと思う。
この本はずっと私を応援してくれていた漫画家の故・高井研一郎さんの奥様、志津江さんが貸してくれた本。
つのだたかしさんのCDを愛聴している、と言ったら、
「あら、たかしちゃんの本、貸してあげる。」
と手渡された。
なんと、けんちゃんとたかしちゃんは仲良しで、ちょくちょく行き来があったそうだ。
そしてなんと、私のCDもけんちゃんによってたかしちゃんに渡っていたようだった。
で、娘のかおりちゃんの計らいにより、たかしちゃんとメールもしてしまった。
つのだたかしさん、波多野睦美さんのエッセイによるこの本。
お二人のさりげない、しかし音楽へのこだわりが感じられる楽しいエピソードが詰まっている。
ああ、こういう人たちの奏でる音楽だから、面白いのだな。柔らかいのだな。美しいのだな。
お二人の「アルフォンシーナと海」も好きだけれど、私はたかしさん言うところの鼻歌ソング「南へ帰る」と言うアルバムが大好き。
久しぶりにCDを聴きながら、この本を読み返したくなった。
けんちゃんと一緒にアルゼンチンまで付き合ってくれた古い友人、カルロス大澤さんにバトンをつなぎます。
現在、アルゼンチンタンゴをこよなく愛するカルロス。
かつては大手出版社にてけんちゃんの編集者でした。
縁は異なもの。
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