お金のブロックと称賛のブロック

どんな人がボイストレーニングを受けるの？という質問をよく受けます。

声が気になる方は割といまして、なんでしょうね、対象となる方の範囲は広いのです。

目的でくくると、声の不具合や違和感をなんとかしたい方、表現系（歌いたい、話したい）の方など。

ナリワイでくくると、営業職、事務職、講師業、医療系、カウンセラー系、母親業の方などなど。

いろんな方がいらしゃるので答えにくい質問の一つです。

私自身は事務職の身で習い始め、ボイスインストラクターになったので、　世の中いろんな職業の方がいるだなと感心しきりでした。

最近では占い師やヒーラーとのお付き合いが増えてきまして、
とうとうタロットカードの読み解き学校に所属することに。

年末年始にその学校の15時間の集中講座がありました。
これまで馴染みのなかった不思議な世界にせっかく首をつっこんだなら全部経験してみちゃおう！と意気込んですべてに参加。
今はZOOMでも受講できますしね。

内容は、タロットカードの読み解きとそれに必要な身体と心の調整、
お金や自分のブロック外し、受け取りとアファメーションなどなど。
これまで縁のなかったワークばかり。

充実した講座でしたのでお話したいことがたくさんありますが。

今日は、お金のブロックの話を。（前フリが長い）
これまで考えていなかったテーマだっただけに面白かった！

なにせ初日の一番はじめの問いが、

「自分が億万長者だったら、この集中講座にいくら払うか？」

えっ、そう言われても？
まだ講座を受けていないよ？
相場を知らないよ？
そもそも億万長者じゃないよ？、

アワアワして、呼吸も浅く、妙な汗が出る。
エヘヘと、変な作り笑いもしていました。
言い訳や取り繕いが頭の中で次から次へと出てくる。

なんてことでしょう。
子どもの頃は、うすっこでいくらでもつけられたのに。

これがお金を払うブロック。

講座を受け終えて思ったのは、

お金をもらうブロックもある、ということ。

私達は自分の価値を自分でつけることに慣れていないですよね。
（個人事業主になると、自分の仕事に値段をつける日々になりますので、だんだん鍛えられます）

どうして「もらうこと」にためらいを覚えるのでしょうね？

実はボイストレーニングで生徒さん中に
「今のそのお声、いいです！」
「お声が変わりましたね！」
と称賛をしても受け取ってもらえないことが多々あります。
これが、称賛のブロック。（きみともが勝手に命名）

お仕事の固い柔らかいに関わらずいらっしゃいます。

「いやいや、そんなことありません！」
「全然です！」

それはものすごい勢いでおっしゃる。

本人が認めない、認めることを拒否しちゃう。
学びの経験や納得を、充分積み上げていても受け取れない。

実はですね、

いったん認める、または認めないまでも「へーそうなの」くらいだと、
その先に進みやすい傾向があります。
受け取ると、成長のゲートが開き出すように感じます。

お金のブロックと似ています。
価値を払えれば、同じ価値をもらえる仕組み。

だとしたら、日々の中で人からもらえる小さな称賛は、
笑顔で「ありがとうございます！」受け取りたいものだなと思いました。

小さなモデルでできないなら、ここ一番でも使えないものね。