夏はスポーツたけなわ その6
このシリーズ、モータースポーツと野球と、オリンピックで回そうと思う。
共通項は、巨大利権と大金が動くことだろうか・・・
今回は、今が旬?の、高校野球。
「高校野球は教育の一環」
という笑えないジョークがあるけど、私に言わせれば、高校野球以上の親不孝はない。
ごく一部の選手を除いて。
野球部くんの多くは、明日の大谷翔平を目指して、日々練習名目の苦行にいそしむわけだ・・・
過去に書いたと思うけど、年間に7桁の金をかけて、さらには3年間で400万そこらの銭を突っ込んでいるのにスタンドでメガホン振るだけなんて、親不孝でなくて何じゃらほい。
そんな親不孝者が、部員100人の野球学校で平均80人。
学校法人には、単純計算で3億から入るのだから、ウハウハだろう。
それでも、甲子園に出たところのスタンド要員は、NHKに映るだけ、まだいいか。
報われない?のは、予選でベスト4にも残れなかった野球学校の野球部くん。
ホント、スタンドでメガホン振るだけで、400万そこら、家族は搾取される・・・
内訳は、
学費年平均70万
寮費月5X12=60
合計130万X3=390万
<もっとかかるかな、ちなみに最小見積>
なのになーんにも残らない。
地域のTVにも映らないから。
せいぜい、体力お化けと化した肉体が残るのみ。
で、卒業後は、見知らぬじいさまの頭をフルスイングー!
<これやった人、確か5年食らってるんで、あと2年そこらムショ暮らし>
閑話休題。
各都道府県で、名だたる野球学校が甲子園に名乗りを挙げている。
いわゆる伝統校、名門校、新興校。
で、たまに公立。
その、公立校といっても、田舎から甲子園を狙うようなとこは、有力選手を「転校」させて、そのガッコの野球部くんということにして、試合に出しているので、もはや、
「郷土の学校」
というのは悪質なジョークに他ならない。
なので、一番スッキリするのは、
野球学校は私立公立問わずに、すべて高専扱いにすることだ。
9人揃えられないガッコが多々あるのに、片や部員3桁。
これで同じ土俵で戦え、というのは無理。
せめて野球学校とそれ以外の部門分けするべきだ。