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高1男子陸部で跳ぶ・3〜インターハイ路線2024

スポーツ推薦で入学する
メリットのひとつに
日本陸連への登録が早くできる為
4月末に行われる全国高校総体・
インターハイ路線となる
支部予選会にエントリーできる
ということがある。

これは一年生の経験値として
かなり大きなこと。

と言っても、一校につき
1競技種目3人までの出場制限があり
部内での先輩たちとの競争に
勝たなければ、当然出ることはできない。
そこは春季に行われる大会での成績で
決めると監督に言われていた。

結果、幅跳びでの出場は叶ったけれど、
100mでの出場は叶わず、
走り幅跳び1種目での出場となった。

(ユニフォームも早く注文できるので、
予選会に自分の高校のユニフォームで
出場できたのも嬉しかったことの
ひとつ。)

予選会は自己ベストに近い記録を出せて
難なくクリアできたが
その先の、5月に行われる本大会は、
各支部予選会を通過して来た
8位までの成績上位者がやって来る。
競う相手の殆どが2、3年生だ。

息子は自己ベストを超える結果が
出せたものの、それでも入賞するまでには
至らなかった。

この都道府県大会(都大会・県大会)は、
各種目8位入賞者にまで点数が与えられ、
総合点を競う学校対抗大会でもある。

競技場に貼り出された横断幕を
見回すと、強豪校で有名な私立校から、
公立校であっても毎年何十人も
出場して来ることで名の知れた高校の
横断幕があちこちに見られた。

スタンドでは5月から入部して来た
一年生含め、部員が一致団結して
より一層熱い応援が繰り広げられ、
大いに盛り上がりを見せていた。

こんな光景は中学陸上では
見られなかったから、
この場にいる自分も学校は違えど
彼らと一緒に記録が出る度
一喜一憂した。

自分の子供や同じ学校の選手。
他校に行った先輩たち。
ずっと競い合って来た仲間。
いつも配信で見ていた選手もいる。

彼らの緊張した表情。
力を振り絞って
その一瞬にかける気持ち。

間近で見て応援できることは
やっぱり現地応援の醍醐味だ。

この都道府県大会の各種目上位6名には
地区インターハイへの出場権が与えられ
また一段、全国インターハイへと
近づく階段を登れることとなる。

息子の初めてのインターハイ路線は、
地区大会には至らず都道府県大会で
終わってしまったけれど、
我が息子の高校は公立校ながら
学校対抗の総合得点で入賞し、
ちゃっかりと表彰式に参加していた。

この大会で入賞し地区インターハイへの
出場も決めた先輩たちを興奮と尊敬、
そして憧れの目で見ていた息子。

もっともっと成長して
来年は自分も!

そう思っているはず。

ーーー

<地区インターハイ>
北海道、
東北(青森、岩手、秋田、宮城、山形、福島)
北関東(栃木、群馬、茨城、埼玉)
南関東(東京、千葉、神奈川、山梨)
北信越(新潟、長野、富山、石川、福井)
東海(静岡、愛知、三重、岐阜)
近畿(大阪、京都、奈良、和歌山、兵庫)
中国(鳥取、島根、岡山、広島、山口)
四国(香川、徳島、愛媛、高知)
北九州(福岡、長崎、大分、佐賀)
南九州(宮崎、熊本、鹿児島、沖縄)大会と、
全都道府県が11地区に分かれていて、
この大会での6位入賞者が、
全国高校総体・インターハイへの
出場切符をやっと手にできる。
(競歩は5位まで)

ーーー

2022年度の全国高校生の
日本陸連登録数は98,945人。

コロナ前の登録数は11万人を
超えていたので、2024年の今は
もっと増えているかも知れない。
ーーー
インターハイへの道
支部予選会>>>都道府県大会>>>
地区大会>>>全国大会

3回勝ち上がれば全国だ!
なんて言っても
それがどれだけ難しいか。

近隣複数県のトップ6が
やってくる地区インターハイを
勝ち抜くことが、
どれだけ大変でスゴイことなのか。
それが分かった
2024インターハイ路線。

これを必ず来年に繋げよう。

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