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高1男子陸部で跳ぶ・2〜双眼鏡は必須アイテム

高校陸上の競技会へと足を運ぶことは、
思えば私にとっても初めてのこと。

この競技場には
中学時代に何度も訪れていたけれど、
予選会を経ての都道府県大会は
同じようでいて、全く違う会場に思えた。

競技場に並ぶ各高校の横断幕や旗めく幟。
息子が興奮でいっぱいだったように
私も高校陸上の熱量の高さに驚いていた。

この先に繋がっていく高校陸上の頂点。
目指すは福岡インターハイ2024。
本気が見えた。


息子の入学した公立高校の陸上競技部も
人数はそれなりに多いけれど、
私立強豪校の仲間を応援する一体感や
統一されたコールの見事さと言ったら凄かった。

そしてその部員数には圧倒されるばかり。
100人くらいいる学校もある。

観客も、100mで10秒台が出ても、
おぉーって歓声は沸かない。
この位は出て当たり前なのか。

10秒半ばの記録が出て、
やっと「おーーー!」と言う
どよめきが起こったことで、
中学とはレベルが違うんだと実感する。

高校陸上の世界にやって来たぞ、
という実感でもあった。

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