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陸上部で跳ぶ・6〜中2、遂に6Mを超える。

個人種目では総体・通信へと進めなかったが、
リレーメンバーとして
総体を経験できることとなった7月。

ギリギリ総体標準記録を突破してきたメンバーだったので、応援する私も通信の記録である46.80秒を切ったらいいな〜という位の気持ちだった。しかし最初の組から見ていると、地区大会とはやはりレベルが違った。タイム表示が出る度にスタンドからおおっ!という歓声が上がる。リレーは本当に見ていて面白い。我が校の組になったが、メンバーに変更があった。どうやらアンカーを務める三年生は、タイムスケジュール的に午前の予選と午後の決勝を見据え個人種目を優先したらしい。短距離選手2名、長距離選手2名で臨んだリレーは、通信標準を切れないまま、予選で終わった。


ーーー時を遡ること6月の大会。
初めて短距離専用スパイクで出た大会での個人100M。自己ベスト大幅更新で4位入賞し、俄然やる気になった息子。

そうなると、幅跳びの専用スパイクも欲しくなるのは当然だろう。私としても専用スパイクに変えた途端どんどんタイムが良くなる息子を無下に出来ない。今度の大会で6M超えたら買ってあげるよ。と言ったものの、息子は今度の大会で絶対に6M跳ぶから買って!ときた。

息子に甘い夫は、どうやら息子に負けたようだ。

選んだスパイクは、
幅跳び専用スパイクのasics LONG JUMP PRO 3(写真上)

夏休みが始まり、今年も夏季の強化練習が始まった。宿題や夏期講習をこなしながら今年の夏も進んで行く。

総体後、7月にはもう一つ地域の大会へとエントリーしていたので、息子はこの試合で早速専用スパイク履いて挑んだ。すると公式記録として6Mを超える跳躍ができ、初めて優勝することが出来たのだった。5月の地区大会で跳んだ、踏み切りファールでの6M超えジャンプは、やっぱり幻ではなかった。


そして夏休みが明けた8月。
夏の終わりの最後の大会でも6Mを超えるジャンプが出来、自己ベストも更新して優勝。学年別大会だったけれど、出場資格標準を設けた大会での優勝は嬉しいもの。立派な賞状ももらえた。この大会は会場へと見には行けなかったものの、速報を見ていた私は、もう大・大・大興奮!で騒いでいたのでした。(現地で見たかった!)
安定して6M超えるジャンプが跳べるようになったようだ。

今更ながらに二年生に上がった時、地区大会前に買ってあげればよかったのかなぁなんて、考えてしまう。今までは初心者向けのトラック種目全般で使えるようなオールラウンダータイプのもの(asicsのエフォートMK)で大会にも出ていて、幅跳びに特化したスパイクではなかった。今までは単に「部活の延長としての大会出場」としか考えておらず、こうも記録が伸びてくるとも思いもよらなかったから、親の意識も真剣ではなかったと言える。これはもっと上を見てもいいのだろうか?息子の心持ちはどうなんだろう?スポーツに縁のなかった私には、全てが初めてのことだった。

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