映画「食べる女」を観た、恐ろしく単純な私の発想
「食べる女」...タイトルだけで、「私のことだ、観なくちゃ」と思いました。(単純①)
私は、「食べることが愛おしい」とさえ思う食いしん坊です。
料理することも好きです。
映画を観て
「1日三度のごはんを楽しみに生きるだけで、人生は楽しいんじゃないか?」(単純②)
と、考えたのでした。
ここ最近、それほどお気楽に過ごしているわけではありません。会社勤めをしている頃よりは自由度の高い生活をしていますが、学生の時以来の飲食系(ベーカリー)のバイトを始めて4ヵ月。
本職のデザイナーの仕事とは真逆の、
朝5時起き、アナログ作業、接客、立ちっぱなし、おまけに一番下っ端
という世界に飛び込み、緊張と萎縮を繰り返しては、少しずつ仕事を覚える日々。
自分としてはマックスにがんばっても、他人から苛つかれることってあるんですね。
私ももう20年以上、社会人としてのキャリアを積んだところで、人様に苛つかれることに対する精神的なダメージと多少反論したい気持ちを、どう処理していいか、まだ答えは出ていません。
心折れそうになりますが、ただ「パンが好きだから、パンと一緒にいたい」って気持ちだけで、何とかベーカリー勤務を続けています。
映画を観た翌日も出勤日で、また落ち込むようなことがあり、
食いしん坊の私もさすがに、食べることをどうでもいいと思ってしまいました。
食事を美味しく食べるには、体も心もいいコンディションが必要なんだな(単純③)
どうですか?この単純さ。
我ながらこの単純さをむしろ自慢したいぐらいです。