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イベントレポ日記「自分は要領が良くない、と思い込んでいる人のための仕事術」
こんにちは、わかてぃです。
「要領が悪い=仕事ができない=自分に価値がない→つらい」
上記の認知ゆがんだ価値観があるせいか、仕事がうまくいかない今、なんだか生きづらい。
「テンパりやすく、自分の記憶があてにならない…」
「ついつい先送りしてしまう。優先度が不明」
「上司のふんわりした指示を受けて、思考回路はショート寸前」
こんな悩みないですか?
全部あるのがわたしです。
そんな「自分を責めて生きづらい」お悩みを、タスク管理でどうにかちょっとは楽にならないかな~(というか楽にせねばならん)と半ば人生誘われるように下記イベントへ参加。仕事の落ち着いた今がチャンスでした。
日記兼、イベント参加レポです。
イベント参加しなくても、読むだけでセミナーの雰囲気とか、ヒントが得られるはず。
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9:00
起床。のどに違和感。
こ、こ、声が出ねぇ…!!
初めての経験でおどろきました。こちとら人魚の過去はない。
昨日主催したバーで飲みすぎたのが原因です。酒焼けっていうんですね。
一夜の楽しい時間と引き換えに、声帯を失うというエドワードエルリックも驚きの等価交換。
「酒焼け 治し方」などでググりまくり、実行するも時すでに遅しでした。
※お酒は水などで割りながら飲みましょう。
悩んだ末、(のどが)鳴かぬなら筆談しようホトトギス。ということでパソコン持って出発。
13:30
会場に到着し、受付。
スマホに名前と事情を打ち、お見せして無事に受付を完了。
優しく対応してくださった受付の皆様ありがとうございました。
着席。こんな会場でした。結構広かったです。
座ったのが前のほうの席なので、人数わかりませんが、100人くらい入る気がする会場でした。
14:00
セミナー開始。議題はこんな感じでした。
■議題
①F太さん自己紹介
②小鳥遊さん自己紹介
③タスク管理を始めるまで
④GTD 5つのフローについて
⑤タスク管理ツールについて
⑥Before After(実際に実演)
⑦私たちにとってタスク管理とは?
⑧質疑応答
①F太さん自己紹介
F太さんの仕事について、考え方について多くを聞きました。
Twitterの呟きからもわかるように、整理され、共感の多いスピーチでした。
②小鳥遊さん自己紹介&③タスク管理を始めるまで
ADHD当事者としての視点からの経験を語られていました。
こちらも整理され、共感の多いスピーチ。
小鳥遊さんの話の中で、過去無意識のうちに「死にたい」が口をついて驚いたという話がありました。
今まさに無意識によく「しにたい…」をつぶやいてる私はもしかしてヤバい状態なのでは?
言葉だけでなく、会社のメモにふとした表紙で「死に…」まで書いてボールペンでぐしゃぐしゃにして消したりしてます。
己が今感じてるストレスの大きさを知りましたね。
ここでF太さんから「家にいるのに「帰りたい」って言葉が漏れる現象」について話がありました。
これもあるんだよな~。ベッドで寝る寸前とか呟いちゃうときある。心ここにあらず。
会社は大変なものを盗んでいきました…私の心です。かえして~ッ。
④GTD 5つのフローについて
タスク管理について我流で取り組んでいたので、GTDツールを知ることで、
タスク管理というジャンルの奥深さを知りました。
ただのTODOについても、いつ発生させるかや、いつまでに完了させるかなど自分が意識していない要素があると知りました。
⑤タスク管理ツールについて
GTDの概要の説明とともに、実際のツールについて説明がありました。
実際の画面を見せてもらいながら説明なので分かりやすかったです。
エクセルは業務でも使うし、我流タスク管理ツールもエクセルだったので、私にとってはとっつきやすそう。
データベースの概念があると、より理解しやすいと思います。
とはいえ、データベースの概念なくてもシンプルなので全く問題ないかと~。
⑥Before After(実際に実演)
■第一ステップ(書き出し)=安心するため
今持っている案件をすべて書き出す有効性の説明がありました。
個人の意見としても、思考の外在化は本当~~~に心のざわつきを鎮めるのに効果があるのでおすすめです。
刑務所に入れられても紙とペンだけは欲しい。それくらい心のために必要です。
■第二ステップ(詳細・段取り書き出し)=仕事を進めるため
詰めが甘いとは?
…段取りの最後のステップを省略してしまっている状態。
詰めが甘いをカバーするためには?
…まず段取りを明確化すること。
上記理由から、詳細の書き出しがあります。
段取り書くと、何気ないタスクについても意外と時間かかるな…という印象です。
■脳とワーキングメモリーの話
意志力を節約するのにタスク管理有効だよ~って話がありました。
ここの話好きな人多いと思います。とても分かりやすいです。
⑦私たちにとってタスク管理とは?
これはスライドから。
要領の良く無さは、そのままでよい。
そのままでいることで、自分を肯定できる。
肯定できると、自信がわいてくる。
→自信をつけてくれる源泉のようなもの。
わたしにとってタスク管理とは、「自分を管理するための神器」ですね。
そのほかの「自分を管理するための神器」には家族や友人があります。いつも忘れ物確認を促してくれる友人方々、ありがとう…。
⑧質疑応答
複数の質疑応答がありました。
その中に「タスク化できないものをどう管理すればよいか」という質問が。
これは難しいですよね~。確かにすぐタスク化できない仕事もあると思う。
これに対し、「時間で区切ってタスク化する」というハックがありました。
あとは、タスク化できないものに対しても、思考の言語化ができたらタスク化できたことになるんじゃないかな。
■懇親会について
18:00くらい 懇親会開始!
↑料理めっちゃ可愛いし美味しい。
声が出ない私は誰にも話しかけることができず。
F太さんと小鳥遊さんに教えてほしいことがあったので、
それの質問だけパソコンに打ち込んで、後はひたすら食べる食べる食べる。
料理ディモールト美味しいし、だれとも話せなくても…寂しくなんか…いや寂しいwww
ここはもったいなかったですね。せっかくなので参加する方とお話したかったな~。
声が虚無にも関わらずお声がけしてくれる参加者の方々もいらっしゃって、
ぼっちの私は大変うれしかったです。ありがとうございます。
20:00
懇親会終了!
お布施をば…^^と思い、本を購入して後にしました。
サインもしていただけました。かわいい~。
■全体まとめ
どうしてタスク管理をするのかが、自分の中でハラオチできました。人生安心するためよ。
私の会社は残念ながらクラウドサービスNG。エクセルなら問題なく使えるので、今回のツールやっていきます。
もともと質問したいことも聞けたので、これはイベントならではだなぁと思いました。
懇親会も楽しいし美味しいので、懇親会の参加ぜ~ったいおすすめです!(酒で声帯を失ってなければ)
■小鳥遊さんへインタビュー
懇親会中に、小鳥遊さんへ「『JYYに対する今現在の想い』を教えてください」とお願いしたところ、メッセージという形でいただくことができました。
ADHD特性を持つ自分と同じような、生きづらさを抱えている人たちへの一助となりたい、というのがこのイベントを続けている原動力です。
もともと自分には、抜け・漏れ・ケアレスミスによって過度に落胆してしまう傾向があります。その結果、アルバイトや会社でも、なかなか思うように仕事が進められず、クビや休職。自分はもしかしたら社会でやっていけないのではないかと悩みました。
自分なりにその悩みを解消したのが、タスク管理という「仕事のやり方」です。約20年前にデビッド・アレンが編み出したタスク管理術「GTD(Getting Things Done)」が元になっています。
ただ、私はGTDを最初から知っていたのではありません。自分の特性をカバーするツールを作ったら結果的にGTDと酷似していたのです。
自分なりに作ってみたエクセルのツールと同じようなことをやっている人がいないかな?とググってGTDのことを知ったときの感動と高揚感は忘れられません。
このことから、タスク管理は一部の優秀な人たちだけのためではなく、むしろ仕事がうまく進められなくて悩んでいる人のための命綱にもなると考えるようになりました。
次第にこの命綱を広めたいと考えるようになり、とあるタスク管理イベントでF太さんとお会いし、この考えに賛同いただき、2年前の9月からこのイベントを定期的に開催するようになりました。
仕事のやり方ぐらいで自分の障害特性や生きづらさはどうにもならない、という方もいると思います。
しかしその一方で、やり方さえ変えれば普通に働けるのに、うまくいかないと絶望して社会復帰できない方もかなりいると思います。私がそうだったように。
そんな方々のために何かできないか。これが冒頭の原動力です。
このイベントを始めてご縁にも恵まれ、障害者の就労支援をするEXP立川という事業所で毎週講師をするようにもなりました。タスク管理を福祉のプログラムに取り入れているのは、他の就労支援事業所ではなかなか見られないのではないかと自負しています。
この「自分は要領が良くない、と思い込んでいる人のための仕事術」は毎回満席になります。この話を必要としている方はとても多いと感じています。
「タスク管理をするようになったら、仕事で悩んでいたことが解消できて、安心して働けるようになった」
以前の参加者の方々から、そんな言葉をいただくことがあります。昔の自分と重ね合わせて、本当に良かった!と心から嬉しいと感じます。
そんな瞬間をできるだけ増やすべく、このイベントは続けていこうと考えています。
とりとめのない文章で申し訳ありませんが、今改めて考えるとこんな思いが燃料となってイベントをやっているのだな、と再認識できました。
その機会を与えていただいたわかてぃさん、ありがとうございます。
こちらの拙い文章をお読みいただいて興味をお持ちの方は、是非つながりたいと思っています。イベントにおいでいただいたり、DMでご連絡いただいたり、どんな形でも結構です。
小鳥遊 @nasiken
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
小鳥遊さん、メッセージをいただき本当にありがとうございました。
メッセージを読んでいて「仕事で悩んでいたことが解消できて、安心して働けるようになった」が私の目指すところであり、その一つの手段としてタスク管理に興味を持って、このイベントに参加したんだよなぁと自覚することができました。
ぜひ、興味を持たれた方はイベントへの参加や、小鳥遊さんへご連絡されてみてください。
一生懸命やってるはずなのに、うまくいかない自分が情けなくて悩むすべてのみなさんが、少しでも楽になるきっかけになったらうれしいです。
小鳥遊さん @nasiken
わかてぃ@kimimero1