ゴバンノアシ
西表の庭にあるゴバンノアシの木に実がついていました。
20年以上この木を見ているけれど、実がついているのを見たのは
初めてです。
今は2ヶ月に一度くらいしか西表に来れていないので、留守の間に花が咲いて
いたのでしょう。
ゴバンノアシの種子は水に浮くので、川から海へ、そして海流に運ばれる
旅をする種子です。
島の海岸でも時々外国からのゴバンノアシの種子を見つけることができます。
ゴバンノアシの実はこんなに大きいのです。
ゴバンノアシの名は「碁盤の脚」からです。
時間が経つと茶色くなって、もっと軽くなりカサカサしてくるので
もう少し似て見えるかな。
実には毒があるようです。
魚毒として使われていたと聞きます。
花の時期は9月〜10月頃で、花もとても大きいのです。