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強いメロンを作るの巻〜その1〜
みなさん、こんにちは。
今日は強いメロンを作るの巻〜その1。
3分で読めますよ。
なぜ強いメロンを作るの?
私たちのメロンは農薬に頼らない、栽培中無農薬の安心・安全のメロン。
そもそもなぜ無農薬にこだわるようになったのか…というと
叔母さんからメロン作りを学ぶ中で、作物の栽培には結構農薬を使うことに気づいた
2018年に病気になったこと
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私たちのように無農薬でメロンを作っている農家さんはほぼいません。
もちろん、私の住んでいる鹿児島県南九州市の方にもいません。
叔母さんからメロン作りを学ぶ中で、農薬を使う事実を知りました。
雑草を生やさないために、病気にならないように、害虫が来ないように…
予防的に噴霧することもあり、「結構、使うんだなぁ…」と作ってみて知りました。
これって、他の作物も同じで
だからこそ、スーパーには綺麗でサイズ感の均一な作物が並べられているんだと思います。それが「悪い」とは全く思っていません。
現に、私たちは一度「農薬を使おうか…」となったこともありました。(結局、使いませんでしたが)
病気になったり、害虫が来たりすると、「なす術がなくなる→収量が激減→生計が成り立たない」と負のスパイラルに陥るので、それを避けるためには農薬を使うという選択肢も理解できます。
ただ、私たちは色々あって、兼業農家でしばらくは行くことを決めました。
(その色々は昨日の記事にも少し書きましたね)
兼業農家になることをネガティブに捉えるのではなく、むしろ生計を気にせず、「自分たちの作りたいメロンが作れる!」と今ではポジティブに捉え、今年も無農薬栽培で行こう!と舵を切ることができました。
もう一つ大きな理由として、2018年に咽頭がんになったこと。
私以上に主人が食に対するアンテナが立つようになり、
子どもたちや大切な人には、安心・安全なメロンを!という想いを強く持つようになりました。
強いメロンを作る秘訣①ー落ち葉
クラスで朝の会をするんですが、ある時
「強いメロンを作りたい!。
そのためには、病気に打ち勝つよう免疫力を上げなきゃならない。落ち葉には病気に勝てるような微生物がたくさんいるんだけど…掃除時間に一緒に拾ってくれる人いないかな?」
と話をしました。すると…
いつも掃除時間にサボってどこかへ行く生徒たちが一生懸命拾ってくれました。
「虫とか俺、無理…」という男子がビニール手袋しながら一生懸命集める姿に、
4組は優しい子たちが集まっている‼︎ってことに気づくことができました。
そんな生徒たちの想いが入った落ち葉を今年は踏み込み温床にしました。
育苗する前に、落ち葉や米糠・ぼかし肥・水分を入れ、踏み込みながら地温を上げる方法です。電熱線だけでなく、自然の力を利用して土の温度を上げる作戦です。
「そんなことしなくても、電気使えばいいじゃん…」って思う人もいますが、
そこが私たちのこだわりの1つでもあります。
自然にいいものを、人にいいものを、メロンにいいものを
今日も地道に続けます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
*4組のみんなでメロン祭りするのが楽しみだ〜!