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考え事で頭がいっぱい!そんな状態から抜け出してスッキリするには?

瞑想指導者養成講座を受講した時、講師から最初に言われたのは
「今日から毎日瞑想しなさい」
ということでした。

そりゃ、当然ですね。
これから瞑想を人に教えようというんです。
自分は瞑想してません、では話になりませんから。

そうやってスタートした瞑想との日々。
指導者なのだから、立派な禅僧のように、いつもすぐに無念無想の境地!

いやいや、なりませんって(笑)
考え事でいっぱいになることもあれば、心配事でモヤモヤすることもあります。

わたしにとっての瞑想の位置づけは、まずは脳のセルフメンテナンス
ストイックに修行に励むつもりはまったくありません。

普通の人間が日々の雑事にまみれて、普通に生活していく中の一コマです。
掃除、片付け、家事、炊事。
食事、入浴、歯磨き、睡眠。
そういう「生活」の中のひとつとして位置づけています。

面白いことにですね、そんなゆるいスタンスでも、瞑想を続けていると確かに変化は起きるんです。

まず、脳がブツブツ呟く独り言が明らかに減っていきます。
それは瞑想中だけではなくて、日常的に活動している時でも同じ。
頭の中が落ち着いている感じです。

そうはいっても、所詮は凡夫(ごく普通の人)ですからね。
何か気がかりなこと、ペンディングになっていることなどがあると、それが頭の中でぐるぐるとループして、ふと気がつけば、ずっと同じことを考えていた、ということも起きます。

実は、このところ、切羽詰まっている案件が二つあって、そのことでずっと頭がいっぱいです。
頭がいっぱいなわりには、それが行動にならずに、いつもモヤモヤ。
わたし、大丈夫なのか? ちゃんと間に合うように出来るのか?

瞑想していても、心配事が次々と浮かんで来て、なかなか鎮まってくれません。
とほほ……

気がかりなことというのは、実は、わたしたちが意識していない時も水面下(つまり無意識領域)で、脳があれこれシミュレートしているのだそうです。
それこそ、24時間、休みなしで!

なにしろ無意識で脳がやっていることなので、自覚しにくいことではあるのですが、例えば、こんな経験なら誰しもあるかなと思います。

心配事や気がかりなことがある時って、なにもせずにただ気を揉んでいるだけなのに、やけに身体が疲れることってないですか?

そうなんですよ。
わたしたちが気づかなくても、脳はずっと働き続けている。
だから、疲れを感じるんですね。
なにしろ脳はエネルギー消費がかなり高いですから。


さて、頭の中ぐるぐる問題に戻りますが、今朝の瞑想タイムに、ちょっと工夫をしてみました。
普通に瞑想に入ると雑念がガンガン湧いてしまうので、坐る前にまず、これをやったんです。

気になっていることを全部紙に書き出す

これが、大正解でした!
懸案事項で頭がいっぱいになることなしに、落ち着いて瞑想を味わうことができました。

書くという作業は、なかなかに奥深い行為です。

頭の中で考えていることって、じつは、考えているようで考えてない。

同じことを何度も繰り返して思い浮かべているだけなんです。
考えが同じところでループしているだけ。
そして、何がループしているのかも気づいてなかったりします。

書くことは、それに明確な形を与えます。

脳の中だけでは漠然としているものでも、言葉として捉えることでハッキリとした概念になります。

これがいま流行りの、言語化、意識化の正体です。

言葉として明確に、脳内のイメージを自分の外に出す。
アウトプットする。つまり視覚化する。
そうすると、なにが問題なのか、何が気がかりなのかが、自覚できるようになります

そのとき脳は、目の前に書き出されたものを見て、高速シミュレートして、潜在意識に蓄えられている情報をダダダっと検索サーチ。
そして、ヒラメキというかたちで答えを導き出してくれるわけです。

これで一件落着。

このアウトプット作業をすると、いっぱいだった脳内メモリーにスペースが空きます。
活動しやすくなるので、脳がとても喜びます。

脳が元気、わたしも元気。一石二鳥ですね。

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きみこ★人生ナビゲーター
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